【もうがまんできない…!?】

【もうがまんできない…!?】

GOB編集部の "キニナル―" を、独断と偏見でお届けする【G-weekly】。
今週の『G』は、"もうがまんできない ...!?"

先日。
お仕事の関係で〜東京・浅草公会堂 大ホールで開催された『BABY Q 東京場所』という "弾き語り形式" のインドアフェスに行かせていただきまして。第一夜 / 第二夜の2日間で構成されたライブイベントで、ボクは2日目の《EGO-WRAPPIN'》《向井秀徳》という豪華ツーマンライブを...じっくり堪能して参りました ww

この組み合わせでのコラボを観れるなんて超貴重👏
素晴らしい時間だったのは言うまでもございませんので〜割愛させていただきまして。

最後のアンコール曲。
今年の4月に東京・本多劇場で開幕した、宮藤官九郎作・演出を手がける『もうがまんできない』という舞台を観劇したEGOギター森さんの提案で、同名楽曲 "もうがまんできない" のカヴァーをセッションすることに。

演奏前に話を聞くと〜
宮藤官九郎さんからのご指名により、この舞台の音楽を向井さんが手掛けたのだそう。
劇判音楽のすべて同曲のコード進行やフレーズを解体してつくられていたそうで...つまり劇中は "もうがまんできない" しか流れないという斬新な演出で、これが見事に作品とハマっていてとても印象的だったのだとか。

聞き終えてからもずっと、、
脳内に心地よく残るリズムと言葉。

キニナルーッ...発動でございます(笑)

江戸アケミ率いる〜伝説のバンド
『JAGATARA(じゃがたら)』って知ってる?

出典:ソニー・ミュージックダイレクト

今回ご紹介するのは〜
前文に記した《もうがまんできない》の原曲を歌う『JAGATARA(じゃがたら)』でございます。

GOB世代は〜
ご存知の方も多いのではないでしょうかww

80年代に、パンク・ファンク・レゲエ・アフロビートなどの音楽を取り込んだ唯一無二のサウンドで、日本のロック史に名を残す "伝説" のバンドでございまして。

日本人がバブルに浮かれていた時代。
江戸アケミ(vo)から放たれる言葉の数々は、その頃には誰も想像できなかっただろう社会情勢や問題を、まるで見据えていたように鋭く時代を描写しているようで...この現代において、ますます強く心に響き考えさせられてしまうのは〜、きっとボクだけじゃないはずッ。

もうがまんできない / Rock’n Roll Olympic ‘87
出典:@capyism

"もうがまんできない"
ネガティブに捕われがちなタイトルにも関わらず〜
曲調は明るく、メジャーでポップ ♪


『心のもちよう なんかじゃ解決できない。今にそれがわかる...』
87年12月に行われた《HEY! GOGGLE》と題したライブで、江戸さんはこう語っておりました。

誰しもが日常のなかで大なり小なり抱える複雑な心情を "心のもちよう" だと鼓舞する表現をしながら、同時に "限界" というものを意識させるタイトルにしたのは、これを聴いて《自分はどうすべきか...?》と原点に立ち返るためのメッセージソングなのでは?...そんなふうに私的考察してみたりww

どう捉えるかは人それぞれ。

もしかしてケロッグ・コンボみたいに、感情の赴くまま素直に伝ることが出来たなら〜
意外に物事うまく運んじゃったりするかも知れませんしねッ(笑)

今週も前向きに!
グッデイ👍


【JAGATARAソニーミュージックオフィシャルサイト】
【JAGATATARA2020 公式Twitter】




〜もうがまんできない〜
作詞 / 作曲:AKEMI EDO

ちよっとのひずみなら
何とかやれる

ちよっとのひずみなら
がまん次第で何とかやれる

日々の暮らしには辛抱が
大切だから
心のもちようさ

ちょっとの裏切りなら
水に流せる

ちょっとの裏切りならば
水に流してしまおう

人の愛には打算が
いつもついてまわるるものさ
心のもちようさ

ちょっとの甘い罠には
はめられもする

ちょっとの甘い罠には
軽くはまってみせる

弱いアンタのおつむにゃ
せこさかげんがちょうどさ
心のもちようさ

ちょっとの搾取なら
がまん出きる

ちょっとの搾取ならば
誰だってそりゃあがまん出来るさ
それがちょっとの搾取ならば

心のもちようさ 心のもちようさ
心のもちようさ 心のもちようさ

心のもちようさ 心のもちようさ
心のもちようさ 心のもちようさ

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