第二百五十一話 刺激

第二百五十一話 刺激


毎週日曜日は『じろうの道草』コラムの日

さて今回は、最近ハマっていることをお伝えしたい
では今週もまいりましょうか



「きっかけはバジル。」

近所の駅前へランチに出かけたとき、ふと目に入ってきた花屋の軒先。パスタばかり作っているから、あったらいいなといつも思っているものがある。皆さまご存じその名もバジル、イタリア料理には欠かせないマルゲリータの上に乗ってるやつ。葉モノは買いだめしてもすぐ傷むし、そんなたくさん使わないので必要なときに必要な分だけあればいい。ずっとそう思っていたら、元気でモコッとしたバジルの苗があるではないか。衝動のままにひとつを選んで即購入。

思い起こせば「ベランダでバジルを育ててる」なんて、昔からよく耳にしてきたフレーズ。深くまで入り込もうとせず、完全にスルーしてきた他人の話題。ついにワタクシも一歩足を踏み入れてしまったようだ。それからというもの、頭の中は家庭菜園でいっぱい。園芸市へ行けば、見るからに弱ったミニトマトの”アイコ”を手に取り、なんとか復活させれないかに尽力を注ぐべく、こちらもウチに持ち帰る。ニョキニョキ育つバジルに、息絶え絶えのアイコ様。対比のふたりには、調べに調べそれぞれ最適な環境を提供する。

ここまできたら、本当に食べたいものはなんなのかを真剣に考えてみる。そろそろやってくる暑い夏、といえばキンキンに冷えたビール、だったらそう枝豆、しかもちょっと香ばしい”茶豆”がいい。早速ネットで苗を見つけ大きなプランターもポチっ、土は近所の園芸店から調達。ああ、これだけでもう楽しすぎるではないか。

よくよく考えたら、掛かった費用分を食材としてスーパーで買った方が、よっぽど良質で出来の良いものを大量に手にできたのかもしれない。ただタイパやコスパなんて言われても、そんなの最早どうでもいい。育てることを楽しみ、日々の成長を喜び、採れたて野菜をいただく。こんな幸せをいただけるなんて、ボクにとってはいまさらながらの新しい発見。

秋はスナップエンドウを植えてみようかな


「まとめ。」

まさか自分が家庭菜園にハマるなんて思ってもみなかった。
水槽の水を育てるように、土をどう育てていこうか。それぞれの野菜のおのおのの性格。手間ひまかけて毎日見守っていく様は、まさに子育て。のめり込む要素がいっぱいで、家庭菜園には刺激がいっぱい溢れてる。

道草次郎、決してネイチャーマンになったわけではない
それではまた来週!

    ボクの話

    道草次郎 物書き
    執筆活動を中心に、ディレクションからモノづくりなどにも取り組むマルチプレーヤー。
    本サイト内『じろうの道草』で、コラムも担当する。
    素性は如何に。
    ミスター・アウル
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