第二百五十六話 しおり
毎週日曜日は『じろうの道草』コラムの日
さて今回は、夏休むに紐づく話をしてみよう
では今週もまいりましょうか
「旅のしおり。」
『栞/しおり』
山で道に迷わないように「木の枝を折って目印にしたこと(枝折り)」が言葉の由来。本のしおりもまさにそのまま、無いとどこまで読んだのか迷ってしまう。無意識に手にしてきた”旅のしおり”をただの予定表と取るか、迷わないための目印と捉えるかで、ずいぶん趣きが変わってくる。
この夏休みに旅をする方もいらっしゃるはず。見たいところや訪れたい場所、食べたいモノや会いたい人、ディズニーランドやUSJのようなエンタメ施設はわかりやすく楽しめること間違いなし。海外だったら文化の違いからくる新しい発見を堪能できる。
「何をする」の前に「誰のため」というのも関わってくる。子どもがいれば自ずと行く場所も変わるだろうし、ただただ喜ぶ顔が見たいという親心も発動する。家族は家族でも夫婦ふたりとなればまた話は違ってくし、カップル、友人同士、人数などで、旅の目的も複雑になっていく。
計画を立てる人の性格でも大きく違いがあらわれる。詰め込むだけ詰め込むモリモリ派もいれば、綿密に考えられたタイムスケジュール重視のキッチリ派、行き当たりばったりのユルユル派など、それぞれには良さがある。あとは一緒に行く人との相性に掛かってくるのは言わずもがな。
いろんなことが絡み合って、いったい自分は楽しめるのだろうか
”旅のしおり”を作るための”しおり”が必要なのかもしれない
「まとめ。」
恐ろしいことにAIがすべてを解決してしまう
条件や好みを伝えるだけで最適なプランを提案してくれる旅行計画アプリ、予算や移動時間なども考慮した”旅のしおり”がいとも簡単にできてしまうのだ
こんなにもああだこうだ綴ったことがすべて無にされてしまった
考えることも、相手を思いやることも、必要なくなってしまう時代がきてしまうのだろうか
それではまた来週!
