第二百四十八話 阿部元監督
毎週日曜日は『じろうの道草』コラムの日
さて今回は、タイトルどおり時事ネタに触れてみようと思う
では今週もまいりましょうか
「野暮。」
ジャイアンツの阿部監督逮捕のニュース。
この件に関してそれぞれに思いを巡らせたのではないだろうか。著名人の人たちも各々の意見をSNSなどで発信し、監督復帰署名活動なども行われている。要約すると、ふたりの娘が喧嘩していて、止めようとしたものの言い返され、腹を立て長女の胸ぐらを掴んで投げ飛ばす。勢いで長女がChatGPTに聞いて児童相談所に通報、逮捕、翌日に自ら辞任を要請し球団側は受理したというもの。
「家族でも暴力は許されない」「ただの親子げんかだ」「しつけの延長だ」「生成AIに判断を委ねた軽率な行動」etc、個人の抱いた意見はあらゆる角度から突き刺さってくる。
結果、父親は娘が非難されぬよう最善を尽くし、娘は「手紙」を綴ることで父を守ろうする。自分のできる精一杯のことをして、お互いがお互いを思いやっているではないか。逮捕だからどうだって言うのだ。この一件で家族の絆も深まるというもの。監督は辞退することになったが、阿部家族として得たものはかけがえのない大きなものではないだろうか。
それよりも本人同士が納得していることに、他で起こっている暴力や体罰を一緒にして騒いでいることのが問題としか思えない。親だって完璧じゃないし、もちろん娘だってそう。親は子どもに成長させてもらい、子どもは親からいろんなことを学ぶ。その歳その時期で関係は変わってくるもので、そんなのが一生続いていくのが親子っていうもの。どんな関係であれ、他人がとやかく言うのは野暮ってなもんで、周りのお節介がうるさすぎやしないかい。
こうやって他人であるワタクシもお節介焼きのひとり
「まとめ。」
復帰署名活動で13万人、ただのジャイアンツファンだけとは思えない。
ここには、現代に対して不満や憤りを感じている人もかなりの数でいるのではないでしょうか。
家族関係、暴力と体罰、球団側の対応、生成AI、一方的な誹謗中傷、社会の反応、報道の仕方、今回の一件で感じた歯痒さというか切なさというか、”抗い”にも似た思いが署名に込められているようでならない。
時代はどう変わっていくのか、おじさんは心配でしかたがない
それではまた来週!
