第二百四十二話 毒づき
毎週日曜日は『じろうの道草』コラムの日
今回は、ちょっと毒づいたたわいもない話
それではどうぞ
「ブラック。」
「ヘッドホンをしてると髪が潰れてしまうので困ってます。どうにかならないですか?」
ラジオから流れてきたリスナーのお悩み相談。若かりし頃、確かにそう思った記憶はある。ただ答えは簡単、格好つけないでイヤホンにしたらいいだけ。この”格好つけ”がいつも厄介なことに巻き込んでくる。なにか似たようなことがあったはずだと思い返すと、出てくる出てくるブラック次郎。
指先を美しく見せるための超ロングネイルもそのひとつ。もはや魔女化した指でスマホやタッチ操作に悪戦苦闘、コンタクトなんて外せるわけもなく、小銭すら拾うことも困難極まりない。
頑なにケースや強化シートを貼らないスマホ画面バキバキな人。結局、割れた画面を毎日眺めることになっている。
デカすぎる高級外車に乗って、狭い路地が怖いとかコインパーキングに入らないとか怒ったり愚痴ったり。ただ言いたいだけなのかもしれない。
自分で選択をしていながら、当然起こる副作用に対して文句を言ったりジレンマを抱えたり。最初からわかっていたはずの代償に対して、本人が一番振り回されている感じがヘッドホンの髪型問題に酷似している。”利便性を捨ててまで手に入れたい何か”があるのでしょうが、はたから見ていると「だったらやめればいいのに」と思わずにはいられない。
道理はわかっていても、それぞれにはこだわりがあるのよねー
お察しします
「まとめ。」
好み、流行り、憧れ、体裁。。。
こだわりにも種類があって、何を求めるかで個人のスタイルが形成される
どこに重きを置き、なにを大事にしているのか
すべては経験をしてみないとわからないもので
過去の経験を踏まえて今はどうなっているのか
これぞ年齢を重ねるということではないだろうか
削ぎ落とされ、磨きあげ、最後に残るものはなんなのだろう
はい、今週の毒づきはここまで!
それではまた来週!
