第九話 好きなコト、嫌いなコト ~好き編

第九話 好きなコト、嫌いなコト ~好き編

日曜日のワンマンコラム『じろうの道草』。

「自分のコトを、実は自分が一番知らない」なんて言葉をよく聞く。
人からどう見られてるとか、見られたいとか、なんか思春期に悩みがちなフレーズ。
さすがに、そういう思考はなくなった。歳をとることで得られる特権であり、生きることが楽になる。

確かに自分のコトってわかっているようで、他人に言われた一言に気づかされることもある。
ということで、改めて『自分の好きなコト、嫌いなコト』を書き出してみる。

そうすることで、新たな発見があるかもしれない。



「好きなこと。」

○ 日曜日の雨
日曜日の朝起きて、窓が雨粒で濡れているのを見るとテンションがあがる。
こんな日は、<トレイシー・チャップマン>のレコードをかけて、しっとり気分をさらにディープに!

○ ひとりの時間
「ひとりの時間を持ちすぎて、人と暮らせない」とか言ってるヒト。
わかる!わかりすぎる!
一緒にいるヒトが嫌というんじゃなくて、ひとりでいることが良すぎるのよ!
ただ、ここが落とし穴。お気をつけあれ。

○ レンコン
メニューに、『レンコンの〇〇』とか書いてあると、どうしても注文してしまう。はさみ揚げとか。甘さと食感がたまらない。煮込まれちゃうとちょっと。。。

○ エンタメ
ディズニーランド、アニメ、音楽、アート、スポーツなどなど、ヒトを喜びの表情にさせるエンタメが好きだし、作り出せること自体を尊敬する。憧れからか、最初に就職したところがイベント制作会社というのも、必然だったのか。
どんな小さくてもそんなエンタメを作りたいと、いまなお企んでいる。

○ いろんなライブ
エンタメにも通ずるけど、ライブがとにかく好き。
音楽はもちろん、ショー舞台、落語、スポーツ、動物園、景色まで、映像でもすばらしいのに、ライブだとさらなる感動をもらえる。結局は、感動したいし、させたいだけか。

○ 日本人の活躍
大谷翔平を筆頭に、松山英樹、この前ノーベル賞をとった真鍋さんのような優秀な人、TVとかで見る途上国で発展に尽力している人たち。日本を離れ、異国で活躍されている人たちの話が好きで、自分もがんばろうという気にさせてもらえる。いまだ、小学生マインド。

○ 空港
東京が大好きなくせに、空港にいくと、すぐそこが海外につながっているドアみたいに思えてワクワクする。あとあんな重い飛行機が、空を飛ぶということに未だ不思議な気持ちを抱いているので、見ているだけで楽しい。ただ、現実逃避したいだけかもしれない。

○ 東京の大雪
これはもうたまらない。
不謹慎かもしれないけど、東京のような大都市がこの水の塊にすべてを覆われ、ロマンティックな白銀の世界に屈してる感じ。現実と非現実の境目がない、すべてが止まるファンタジーな時間。イメージは、『ポールのミラクル大作戦』。古すぎて、知っている人だけの郷愁をつつく。
雪国の人たちからしたら、毎日のことと笑われそう。

○ 探しモノが見つかる
物理的な物もだけど、悩んでいたことに光が射してきたときのあのホッとする瞬間。まさに希望の光。

○ 前日
小学校の修学旅行、日光に行った。着いて、その夕方に40°近い熱を出して、母に電車で迎えにきてもらった。。。楽しい当日より、ワクワクしている前日が好き。これだけ数を重ねているのに、ゴルフの前日は未だ寝れない。


「(仮)まとめ。」

いや~
嫌いなコトも書いたのだが、コラムにしてはものすごい量になってしまった。
ということで、次回まとめと共に、第十話『好きなこと、嫌いなこと ~嫌い編』へ続く。

ただ、これは発見がある!
好き嫌いを10個ずつ、まず箇条書きで出してみる。最初の数個はすぐだけど、これがなかなか結構なもので。なんとなく思っていることでも書き出すとなると、いろんなコトを思い返す。これは本当に好きなコトなのか、内面が震わされるぐらいなのか、本質的な好きを選びたいと、自分の中で葛藤が始まる。

大事なコトじゃないよ。あくまでも好きなコト。

雨の日曜日にでも、やってみて。

ボクの話

道草次郎 物書き
執筆活動を中心に、ディレクションからモノづくりなどにも取り組むマルチプレーヤー。
本サイト内『じろうの道草』で、コラムも担当する。
素性は如何に。
ミスター・アウル
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