【音楽はココロの薬...!?】
GOB編集部の "キニナル―" を、独断と偏見でお届けする【G-weekly】。
今週の『G』は、"音楽はココロの薬…!?"
『50分間、部屋のドアを閉じ、明かりを暗くし、手に歌詞を持ち、このアルバムを聴くこと。
注意-----1日に2 度、頓服すること』.....
1990年。
当時15歳だったボクは、この処方箋のような "見出し" に惹かれて〜
ある1枚のCDを手にしたのであります。
めっきり出番のなくなってしまったホコリまみれのCD達。
先日、何百枚も陳列されたラックを整理をしておりますと、、
"MEDICINE MUSIC" というタイトルが目に飛び込んで参りまして👀
そう、いつかの少年が....
英語の歌詞カードを片手に、意味おぼろげながら〜
ひとり夜な夜な聴き漁ったアルバムでございます✨
ふふふ
キニナルだろぉ〜(笑)
今回紹介するのは、NY生まれのジャズシンガー "Bobby Mcferrin(ボビー・マクファーリン)"が、1990年にリリースしたアルバム《MEDICINE MUSIC》でございます。
70年代後半からジャズ・シーンで活動をはじめ、自らの "声" でのみ作品を構築するというスタイルを築きあげ "声の魔術師" の異名をもつ〜先輩Good,Old-Boy。トム・クルーズ主演の映画『カクテル』に起用された楽曲 "Don't Worry Be Happy" で知っているかたも多いのではないでしょーか ww
この大ヒットから2年後。
心の音楽 =(MEDICINE MUSIC)..... こう翻訳されたアルバムの内容はと言うと?
その超人的技法によって "声" を芸術的に高めた先駆者が、更なる境地を目指し〜男女10人からなる "ヴォイセストラ(声のオーケストラ)" を結成して参加させたものなのですがーッ....これが凄い!!
『声は最もダイナミックなサウンドであり、どんな楽器も敵わない』という信念のもと〜
通常、録音技術と機械の助けを借りて複数の声部を重ねて仕上げる "コーラス(多種多様な楽器が表現する)" すべてを、声と肉体のみで表現し…想像をはるかに超える驚異のヴォーカル・アンサンブルとして生まれ変わらせておりましてッ👏
ゴスペルのダイナミックなシャウト・リズミックなアフリカン・コーラスの活力にとんだポリフォニー・西洋コーラスの精妙なハーモニーetc....あらゆる様式の音楽遺産の数々を、超絶的な彼らのヴォーカルテクニックによって再構築し "芸術音楽" として表現された〜名盤中の名盤!
全12曲。
皆さま、是非とも通しで〜処方いただきたい(笑)
『私のメロディやリズムやハーモニーや歌詞を薬代わりに一服すれば、たちどころに傷は癒え、病魔も退散し、希望が湧いてくる。私は音楽で病気を治し、人々を幸せにするドクターだ....』
1曲目の "MEDICINE MAN" の歌詞を調べてみると〜
この様に歌われておりました ww
音楽。
毎日に彩りと勇気を与えてくれる"ココロの薬" 🎶
今週も前向きに。
グッデイ👍
【Bobby McFerrin Official Site】
【Bobby McFerrrin Official Instagram】