第二百三十九話 浅草キッド
毎週日曜日は『じろうの道草』コラムの日
今回は、昨日見た映画についてお話ししたい
それではどうぞ
「フランス座。」
数年前話題になっていた、ビートたけしの自伝を映画にした『浅草キッド』を観た。
まさに昭和の時代のエンターテイメント。舞台からテレビに移り変わっていく様子や芸人たちの葛藤が描かれる。たけし演じる柳楽優弥に、師匠の深見千三郎演じる大泉洋、このふたりの演技は言うまでもなく素晴らしい。口の悪い下町っ子ならではの情深さや信頼関係に、羨ましくもあり大事なことを教えられる。
「金もあるし名前も知られるようになったけど、浅草で下働きしていたときが一番幸せだった」
以前、なにかのインタビューでビートたけしが言っていた。それがまさしくこの映画の時代のことなのだろう。夢を持つということは、生きる希望にもなると同時に苦しみもついてくるもの。自分を信じる心、揺るがない夢、あきらめない気持ち、そして出会った人たち。いまだにお墓参りを欠かさないのは、お師匠さんに対する想いと感謝の現れ。なかなかできるものではない。
それぞれの時代には良いとこも悪いとこもあって、一概にどの時代が良いとは言えないのだけれど、希薄になりつつある人への想いだけはなんとか取り戻してもらいたいと願うばかり。
昭和の人たちは、みんな強いんだよなー
「まとめ。」
芸を生業としようと志すだけでも特別。
ただの憧れだけじゃそうそう続けられるものでもないし、それはそれは大変な道であることは間違いない。
だからこそ、尊敬でしかない芸の世界。
まだ観ていない方いらっしゃったら是非とも観てみてくださいまし
それではまた来週!
