第百四話 金魚の雪ちゃん

第百四話 金魚の雪ちゃん


夏休みが終わってしまった。
5月病にも似た8月病にかかっている新入社員の方々もいらしゃることでしょう。がんばってー!
さすがにこの歳までくると、そういうことは無くなるのでご安心を。

さて今週は、気になってしょうがないシリーズから『金魚の雪ちゃん』の話をさせてください。
それではどうぞ。



「ユーチューブ。」

ボクはユーチューブをよく観る。
大谷翔平に歓喜し、藤井聡太に憧れを抱く。ゴルフチャンネルでは勝手に習い、音楽のMV、エンタメ、キャンプ、DIY、食べ物まで、あらゆるジャンルの動画を自由に選んで観れてしまう。

関連動画が出てきてはハマるものなどもたくさんあり、すっかりテレビを観なくなってしまった。Yahooニュースなんかで『誰々が〇〇と結婚!』とか見ても、誰々もわからないし〇〇も存在すら知らない。箸にも棒にも掛からないこの現状、まったく困ったものだ。



「雪ちゃん。」

そんな数あるチャンネルの中、「ぼくは今、カビと戦っています。」という文字とともに、いきなり目に飛び込んできた真っ白な金魚。動物モノに弱い筆者は、早速この動画を見始める。

えみこのおうち>というチャンネルで、韓国人の旦那さんと2人の子供がいる韓国在中の日本人女性。彼女の熱帯魚や金魚の知識は豊富で、本当に魚が好きなのだなと動画からも窺える。そんな彼女が観賞魚ショップに行ったところからこの話が始まる。

ある日、お店で病気にかかった真っ白な金魚に出会う。彼女は一目惚れ。しかし、あまりにも病状がひどい。一週間も生きていられるかどうかという状態のこの金魚を譲って貰うことになる。男の子なのに名前は”雪ちゃん”と名づけ、彼女と”雪ちゃん”の病気と闘う悪戦苦闘の日々が動画になっている。

ネタバレしないようここまでにするが、びっくりするくらい感情移入してしまう。彼女の淡々とした描写も良くて、紙芝居のようになんだかスッと入ってくる。”雪ちゃん”への愛情も溢れ、それに応える金魚の”雪ちゃん”にもしっかり表情があることを教えられる。

調べた気づいたことだが、登録者数20.3万人なのに”雪ちゃん”シリーズは再生数が多いもので197万回もある。ちなみに5本(8月18日 現在)アップされていて、まだ続いている。

皆皆様方に是非とも観ていただきたく、お願い申し上げたい次第でございます


えみこのおうち
水カビ病にかかった金魚を治す!



「まとめ。」

最近は、”雪ちゃん”が心配。

本を読むと、経験できないことも本を通じて自分の糧になる、とよく言われていなかったでしょうか。<えみこのおうち>さんは動画を通じて、なかなかできない経験と”雪ちゃん”への愛情を共有して貰える。観た人ならば、知らないうちに”雪ちゃん”が自分の何処かに入り込んでいることに気づくだろう。完全に『(崖の上の)ポニョ』と被ってしまい、愛おしくてしょうがない。脚本のない完全な実話、この先どうなるかは誰にもわからない。

貴重な経験をさせてくれている<えみこのおうち>さんと病気と闘っている”雪ちゃん”
応援しています!

コラムかどうかあやしいものになってしまったが、これもまあ”じろうの道草”ということで。
それではまた来週。

ボクの話

道草次郎 物書き
執筆活動を中心に、ディレクションからモノづくりなどにも取り組むマルチプレーヤー。
本サイト内『じろうの道草』で、コラムも担当する。
素性は如何に。
ミスター・アウル
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