第二百四十話 さん

第二百四十話 さん


毎週日曜日は『じろうの道草』コラムの日

今回は、数字の話をしてみよう

それではどうぞ



「あきらめない。」

三位一体、石の上にも三年、長嶋茂雄の背番号3など、数字の中でも””は特別。
三度目の正直なんて言葉もあるとおり、なにごとも一度でわかった気になってはいけない。その先になにかが隠れているやもしれないし、ある程度経験しないと見えないこともある。

気候が穏やかで気持ちのいいとある夜、家まで歩いて帰ってみようとビール片手に気分上々。すると、いつも大行列で並んでいるお店がその日に限って並びなし。であれば試してみたい『ラーメン二郎』。当時はコールなどというルールがあったかどうかも定かではないが、初めての店だから注文はすべて普通を希望。すごい量にものすごく濃くてしょっぱいスープ。がんばって食べたはいいがお腹を下す。ボクには合わないと思いつつも、味の記憶が消えかかった数年後に再挑戦、さらにその記憶も無くなってきた数年後に再々挑戦しても結果は同じ。やっぱりお腹を下し、もう自らで行くことはないだろう。なにかの拍子で行く機会があれば、拒否をするつもりはなく、覚悟を決めて訪問するつもり。

先日、友人からチョコレートを貰った。真っ黒のパッケージに白い文字で『チョコレート効果 Cacao 95%』と書いてある。カカオ95%ってほとんどじゃないかと思いながら口に放り込む。甘さは一切なく、とにかく苦い。カカオ特有の酸味も加わり、口の中にまとわりつく。粘土を食べてるんじゃないかと錯覚まで起こす始末。衝撃的すぎてコーヒーで一気に流し込む。さんざん騒いだだけに、翌週、今度は食べるかどうかの確認が入る。美味しいかまずいかではない。本当に粘土だったのかを確認すべく、もう一度挑戦してみる。あいかわらず粘土だけれども、拒否反応は生まれない。美味しくはないがどこか惹きつけられている自分もいる。三度目にはすっかり耐性もついて、怖いもの見たさからハマり始めていることに気づく。今では率先して食べているから不思議で仕方がない。

真逆の体験談ではあるが、どんなことでも三度までは試してみてはいかがだろう。
一度では気づけなかった発見が、もしかしたらあるかもしれませんよ


「まとめ。」

予習、復習、実践と、三度やることは身に付けるためには必要なこと
一度でできたことは経験になり、二度でできたことには学びがあり、三度でできたことはあなたの教養となることでしょう

あきらめが悪いのか、学習できないのか、紙一重のところでもありますが、活かすも殺すも自分次第

それではまた来週!

    ボクの話

    道草次郎 物書き
    執筆活動を中心に、ディレクションからモノづくりなどにも取り組むマルチプレーヤー。
    本サイト内『じろうの道草』で、コラムも担当する。
    素性は如何に。
    ミスター・アウル
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