第二百十七話 シュミ ノ ススメ

第二百十七話 シュミ ノ ススメ


毎週日曜日は『じろうの道草』コラムの日。

今回は、「趣味」について綴ってみようと思う。

それではどうぞ。



「断らない。」

あなたの趣味はなんですか?
そう聞かれてすぐに答えられる人がどれだけいるだろう。持ちたくてもそうそう見つかるものでもない。いつまでも若者でいられるはずもなく、みんないつかは歳を重ねていくもの。先は長いもので、楽しく生きていく上で張り合いのひとつでもないとつまらない。

趣味を見つけるには、まずはなんでもやってみることがいいだろう。のんびりしたいという衝動を抑え勇気を出して誘いなどに乗ってみる。興味がなかったことでも一度試せば、もう一回やりたくなるかそうではないかの判断ができる。モノゴトわからないことだらけ、意外なことにハマるかもしれない。

例えばゴルフ。
会社関係などでコンペに誘われたとする。「やったことがないから行きません」なのか、「やったことないけど参加します」なのか、ここにはすでに分かれ道がある。断るのは簡単、ただやらなきゃいいだけ。後者だとクラブやウエアなどを用意したり、迷惑かけないぐらい練習もしとかなきゃだし、いきなりやることが増えてしまう。ただこんなのがきっかけで、趣味が出来上がったりもする。

アタマで考えてしまうと、なにもやらない方向に辿り着いてしまいがち。ということで、誘われたら嫌なこと以外は断らないという時期があってもいいのではなかろうか。

仕事がすべてになるとどうしても苦しくなる。趣味があれば楽しみにもなるし救いにもなるし、”自分の居場所”という精神的な主柱が生まれる。多趣味なヒトと突き詰めるヒト。どちらのタイプでも、趣味がひとつあるだけで人生変わることは間違いなし。

いつか見つかるといいのになー



「まとめ。」

歳を重ねてからだと、趣味などさらに見つかりづらくなる。身体の変化や気力の減少なんかも感じてくるし、どんどん難しくなってくる。

これから探すのであったら、ひとりもしくは少人数でできるものがいい。身体が動く限り続けられるっていうのも、探すポイントになるだろう。楽しいのはもちろんのこと、飽きない要素も必要な気がする。

なにか楽しいことあれば、誰か誘ってくださいなー

それではまた来週!

    ボクの話

    道草次郎 物書き
    執筆活動を中心に、ディレクションからモノづくりなどにも取り組むマルチプレーヤー。
    本サイト内『じろうの道草』で、コラムも担当する。
    素性は如何に。
    ミスター・アウル
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