第百五十話 昭和おじさん。

第百五十話 昭和おじさん。


毎週日曜日は『じろうの道草』コラムの日。

さて今週は、昭和時代のおじさんについて綴ってみようと思う。

それではどうぞ。



「働き、遊び、稼ぐ。」

良くも悪くも、昭和という時代がクローズアップされてる昨今。
いつも出てくるレトロな喫茶店や洋食屋、町中華。さらに、音楽やデザイン、車、建物に至るまで、良い昭和が見直されている。その反面、タバコの喫煙規制をはじめ、パワハラ、セクハラ、労働基準など、昭和の悪しき風習としてテコ入れがされてきた。われわれ団塊ジュニア世代にとっては、今と昔のちょうどはざまを生きてきたからこそ理解できることもあるのだ。

昭和を生き経済の発展に尽力してきた人たちの印象は、とにかくパワフル。戦後なにもないところから復活し、なにもないからこそチャンスが転がっている反面、われ先にと競争も激しいまさに激動の時代。なにをするにも猪突猛進、どんなことも徹底的に向き合う。がむしゃらに働き遊び、とにかく稼ぐ。このキレのある言葉が象徴するように、昭和時代に生まれたモノにはある種 ”” が注ぎ込まれているようにも思えてしまう。社会全体が競争社会。だからこそ、ほかより良いものを、より便利なものを、特別なものを突き詰めていく探究心が、当時の経済発展の礎になってたのではないだろうか。

そしてもうひとつ。
昭和のおじさんたちが生み出した習慣が画期的で凄すぎる。ゴルフ麻雀はワンセット。これらは一緒にやってみたらわかるのだが、驚くほどに親密感が爆上がり、年齢差などお構いなしの無敵のコミュニケーションツールなのだ。例えば、新入社員が取引先の社長とゴルフ麻雀をやったときたら、翌日からは「ど~も社長!」と軽々言えてしまうほど。一見遊んでいるだけに思われがちだが、遊びながらもすべてを仕事に繋げてしまう昭和の企業戦士たち。

がむしゃらに働き、遊び、とにかく稼ぐ競争社会
そんな環境の中にいたら、そりゃ口もキツくなりますがな
かんにんしてやって~



「まとめ。」

いまの時代をどうこういうつもりはない。
だって、歴史を振り返ってもこうやって時代って流れて変化していくものなのだから。

ただ言えるのは、時代がどうとか今はこうだとか、そういう垣根を飛び越えて、大事なことや必要なことというのは普遍的に変わらないということ。そうでなければ、過去の偉人の言葉や功績が、現代の人たちにいまなおこれだけの影響を及ぼすはずがないのですから。

誰を呼ぶ? 昭和おじさん ♫
それではまた来週!

ボクの話

道草次郎 物書き
執筆活動を中心に、ディレクションからモノづくりなどにも取り組むマルチプレーヤー。
本サイト内『じろうの道草』で、コラムも担当する。
素性は如何に。
ミスター・アウル
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