第六十話 チェンソーマン
いったい秋はどこへやら。
あー寒い。
2022年10月11日。
待ちに待ったこの日は、『チェンソーマン』の放映の日。
その前に<少年ジャンプ>についても振り返ってみることにする。
アニメの話ばっかりだけど、暇つぶしに一読くだされ!
「少年ジャンプ。」
<友情> <努力> <勝利>
皆さまご存知、<少年ジャンプ>のキーワード。
『鬼滅の刃』に『呪術廻戦』。アニメにも、映画にもなって大ヒット。ちょっとした社会現象を巻き起こすぐらいの<少年ジャンプ>掲載作品。雑誌や本が売れないこの時代に、未だ多大な影響力を誇るのは、今も昔も変わっていない。
1969年10月に週刊化された<少年ジャンプ>(集英社)。1994年には、漫画雑誌の最高発行部数653万部を記録。調べたところ、日本の小学生の数(622万人/2021年現在)を上回る。すげー。
カタいことはこれぐらいにして、<少年ジャンプ>がどれだけヒット作を出しているか、ちょっとだけ個人的に好きだった作品も入れつつ、順を追って紹介していこう。
●『こちら葛飾区亀有公園前派出所』(秋本治)
単行本201巻は、『ゴルゴ13』と並んでギネス記録。
●『キャプテン翼』(高橋陽一)
サッカーを始めたほとんどの小学生のきっかけではなかろうか。あなたは、翼派?小次郎派?
●『北斗の拳』(武論尊・原哲夫)
こんな世界に生まれなくてよかったって、真剣に思ってた。
●『ウイングマン』(桂正和)
絵のタッチも夢のあるストーリーも、とにかく全部好き。「チェイング~!」
●『きまぐれオレンジロード』(まつもと泉)
鮎川まどかに恋をした。これも完全に個人的チョイス!
●『ドラゴンボール』(鳥山明)
説明不要。『鳥山明◯作劇場』『ヘタッピマンガ研究所』も外せない!
●『シティーハンター』(北条司)
<GET WILD>を聴くと冴羽獠が出てくる。海坊主もナイスキャラ。『CATS・EYE』も好きだった。
●『聖闘士星矢』(車田正美)
氷河の聖衣、買った。
●『ジョジョの奇妙な冒険』(荒木飛呂彦)
空条承太郎の娘の話 第6部『ストーンオーシャン』がアニメで放映中。漫画は、第8部『ジョジョリオン』が昨年完結。知らんかった。
●『ろくでなしBLUES』(森田まさのり)
ヤンキー漫画だったけど、登場人物みんながカッコよかったな~
●『幽遊白書』(冨樫義博)
神様、仏様、冨樫様。『HUNTER HUNTER』の再開、待ちに待っておりました!
●『スラムダンク』(井上雄彦)
以前、井上先生とお仕事ご一緒させていただいて、本当に感動しました。すごい格好良かった同い年。
やばい。このまま書いていたらキリがない。
ここらからはコメントなしの大ヒット作品紹介のみで。
●『るろうに剣心』(和月伸宏)
●『遊戯王』(高橋和希)
●『ONE PIECE』(尾田栄一郎)
●『HUNTER HUNTER』(冨樫義博)
●『ROOKIES』(森田まさのり)
●『テニスの王子様』(許斐剛)
●『NARUTO』(岸本斉史)
●『BLEACH』(久保帯人)
●『DEATH NOTE』(大場つぐみ・小畑健)
●『バクマン。』(大場つぐみ・小畑健)
●『黒子のバスケ』(藤巻忠俊)
●『食戟のソーマ』(附田祐斗・佐伯俊)
●『ハイキュー!!』(古舘春一)
●『僕のヒーローアカデミー』(堀越耕平)
●『鬼滅の刃』(吾峠呼世晴)
●『約束のネバーランド』(白井カイウ・出水ぽすか)
●『Dr.STONE』(稲垣理一郎・Boichi)
●『呪術廻戦』(芥見下々)
●『チェンソーマン』(藤本タツキ)
これを出したらこれは外せないのオンパレード。
やっとココまで辿り着いた。。。
「編集者。」
<少年ジャンプ>ったら、いったい全体どれだけ名作があるんすか。
漫画を超えて、アニメ、映画、ゲーム、おもちゃにキャラクターグッズ、作品によっては世界の誰もが知っているとこまでいっちゃって。『遊戯王』に至っては、世界中でカードゲームが浸透して、最高額で10億円のトレードカードが出品されたモノもあるらしい。
子どもの頃に通り過ぎた作品は、いまの自分の思考や好み、感性などに多大な影響を及ぼしているとハッキリ言える。(良かったのか悪かったのかは置いといて。。。)そう考えると、出版社の仕事ってすごいことなのだと感心してしまう。誰目線かわからんが、そんな大義名分を持った編集者が少しでもいてくれたらいいなと思ってしまう。
信じてますよー
「チェンソーマン。」
またしても本題パートを短くしなければならない。
ただ最後に、一言だけ話させて!
『チェンソーマン』
現在も連載中の大人気漫画ということもあり、単行本では読んでいた。アニメスタートに、ネット上でもかなりの盛り上がりを見せていた。そこで迎えた10月11日。結果、もう素晴らしすぎた!!なんでもそうだけど、原作漫画のタッチが苦手な人もこのアニメなら大丈夫。一見、グロいシーンばかりに見えるけど、数話進むと全然雰囲気が変わるから、ぜひ見てほしい話題の作品。
制作会社は、『呪術廻戦』などを手掛ける<MAPPA>
オープニングテーマ「KICK BACK」<米津玄師>
第一話 エンディングテーマ「CHAINSAW BLOOD」<Vaundy>
毎話違うエンディングテーマに変わり、豪華アーティストらがたくさん参加する。
楽しみがひとつ増えた!
『チェンソーマン本予告』
「まとめ。」
本当は、もっと影響を受けた作品はいくつもある。
マガジンやサンデー、手塚治虫や松本零士まで広げると、それはそれはキリがない。
今回『チェンソーマン』をきっかけに自己形成の話にまで飛躍することに。お陰で自分を振り返ることもできたし、新しい作品も紹介できた。
長くなってしまったのは申し訳ないけど、自由気ままなワンマンコラムということで。
ひとつご勘弁を。