ジェイソン・ジュールス / Jason Jules
ボクのヒト
#020
『お洒落になるように魔法をかけて、
世の中をもっとハッピーな場所に。。』

ジェイソン・ジュールス
/ Jason Jules

Q. 年齢
58歳
Q. 職業
クリエイティブディレクター
著者
Q. 必需品
眼鏡

小さい頃から眼鏡をかける必要があったんだ。
昔はネガティブな印象があったけど、
今では自分のアイデンティとして
必要不可欠なアイテムだね。

どんな大人になりたい?

遠い未来のことはあまりわからないな。
ゴールは短めに設定するタイプなんだよ。
でも常に自分に磨きをかけて、より良い自分でいられるように心掛けているよ。

もし魔法が使えたらどうする?

人々の心を操るパワー。
そしたらみんながお洒落になるように魔法をかけて、世の中をもっとハッピーな場所にするんだ…
服のテイストが良くなるとハッピーな人が増えるからね。

タイムスリップできるなら、どの時代へ、何をする?

1950年代後半のニューヨーク・ハーレム。当時のカルチャーを感じてみたいね。

あなたにとって女性ってどんな存在?

社会は男性中心にまわっていると思われがちだけど、実際はその反対だとおもうね。

最近、感動した出来事は?

最近Spotifyで聴いた 《Steve Lacy》 のアルバムにはとても感動したよ。
本当に才能あるアーティストだよ!

休日の過ごし方?

自分の好きなことを仕事にしているから、働いているようには感じないんだ。
僕にとって毎日が週末であり、毎日が平日って事になるね(笑)

いまの悩みは?

特に思いつかないなぁ。
悩み事というものは数週間もしたら忘れてしまうから、その都度とらわれないようにしているよ。

自分の中の強みって何?

適切なタイミングで適切な場所にいることができること。
今までそのお陰で、いろいろなチャンスに恵まれてきたと思う。

好きな言葉は?

《Nothing if not…》
ジャーナリズムでよく使われる言い回し。僕も物を書くとき、気に入ってよく使っているよ。

好きな映画は?

1968年の『華麗なる賭け』
スティーブ・マックイーン演じるトーマスが、自身のライフスタイルに満足しているか聞かれた時の "不満なし..." って言うセリフがすごく好きだね。

あなたの一曲は?

ジョン・コルトレーンの『A Love Supreme』
コルトレーンのジャズはどれも好き。

100万円もらえたら何に使う?

昨今100万円という金額では大したことができないから難しい質問だけど…。
でも、いつもお金に余裕ができた時に買うと決めている "腕時計" になるかなぁ。

最後の晩餐に何食べる?

パートナーと考案したオリジナルメニュー『ハックニー・メス』
イギリスには "イートン・メス" と呼ばれる、メレンゲと苺がベースのデザートがあるんだけど、僕たちのは、メレンゲ・ピーナッツバター・苺ジャム・苺・ブラックベリー・ブルーベリー・バナナを入れたスペシャルバージョンなんだ!

あなたの誇れることはなに?

家族の中で初めて学位を持ったこと。
英語と哲学が専攻だったんだ。

あなたが思う、GOB(Good Old Boy)とは?

僕が人に対して期待するレベルのマナーを他人に対してできる人かな。

編集後記

インスタグラムのフォロワーが、3万人を超える人気者で、昨年の12月には黒人のアイビースタイルの歴史を紐解く著書『Black Ivy: A Revolt in Style』を出版したジェイソンさん。

アメリカで生まれた "アイビースタイル" のマスターでありながら、生まれも育ちもイースト・ロンドンという生粋のロンドナーだ。

現在はパラグアイとイギリスを行ったり来たりする生活をしているため、ロンドンに本拠地がないという彼が、今回の待ち合わせ場所として指定したのは、イーストでも随一のお洒落エリア、ショーディッチにあるヒップなホテル《The Hoxton》

昔、このホテルの近所に住んでいた当時は、ホテルのロビーをオフィス代わりに活用し、暖炉脇のシートで一日中 "執筆作業" に没頭していたのだという。

小さな頃からアメリカの洋服に興味があり、テレビで観た 《Fred Astaire》の服装に憧れ、10代でジャズに目覚め、そしてアイビー・リーグスタイルに惚れ込んだのだと言う。そんな彼にとってファッションの分野で働くということは自然な流れ。
現在、ブランドのコンサルタントやクリエイティブディレクターなど、様々な活動をフリーランスで請け負っている。

そんなお洒落なジェイソンさんは、取材の日もキャップ×フーディーの、少年が着用しそうなアイテムを、質の良いハリントンジャケット&スウェードのローファーをミックスした、大人のカジュアルスタイルで登場。ドレスダウンしたスタイルながらも、手入れが行き届いたこ綺麗な洋服を、計算し尽くされたレイヤードのテクニックで着こなす姿を拝見し、彼の洋服に対する気遣いと姿勢が表れていると感じた。

雑誌や流行で言うファッションなどとは一線を画した、洋服に敬意を払う人だけが纏える雰囲気を肌で感じることで、『真のスタイルのある人って、こういう人のことを言うのか!』というひらめきの瞬間を経験した編集なのであった。
ミスター・アウル イメージ
『Black Ivy: A Revolt in Style』
by Jason Jules, Graham Marsh

ロンドンのヒト

撮影・編集:柳田愛子
ロンドン在住フォトグラファー&ジャーナリスト
オンラインのコーヒービジネスを経営する傍ら、ファッション&カルチャー誌向けに写真撮影&執筆活動を行っている。

Instagram
@aikoyanagida
@therightroast
ミスター・アウル イメージ


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ボクのヒト

																		  歳を重ねないと、出せない格好良さがある。
																		  シブさ、洒落っけ、奥深さ。
																		  まるで珈琲のようだけど、どう生きてきたかをあらわす無二の表情。
																		 『ボクのヒト』は、人生の物語りなのである!