スティーブ・マーフィー / Stephen Murphey
ボクのヒト
#012
『男達にとってセラピーみたいな場所...』

スティーブ・マーフィー /
Stephen Murphey

Q. 年齢
41歳
Q. 職業
床屋・オーナー
Q. 必需品
相棒のハーレー

どんな大人になりたい?

せかせかと仕事してなくてもいい大人になりたいね。
森の中の小さな敷地を買ってそこで時間を過ごしていたいな。

もし魔法が使えたらどうする?

モノを取りに行くために時間を止める!笑

タイムスリップできるなら、どの時代へ、何をする?

自分が若かった頃に戻って、祖母の髪を切ってあげたい。

あなたにとって女性ってどんな存在?

女性は男より強いと思うな。俺の知り合いの女性なんかは、この世で一番強い種類だと思うね。

最近、感動した出来事は?

俺の子供たちが見せてくれた優しさと幸せかな。

休日の過ごし方?

子供たちと森の中を歩き回ること。

いまの悩みは?

ソーシャルメディア。皆がビクビクしながら生きるようになった。

自分の中の強みって何?

コミュニケーションの技術。自分から弱みを見せれば、相手も弱みを見せるのを怖がらないから。
床屋ってところは、男達にとってセラピーみたいな場所であるべきだと思うんだ。

好きな言葉は?

「人のふり見て我がふり直せ」

好きな映画は?

ブレイブハート、1995。スコットランド出身だからね!

あなたの一曲は?

Chris Stapletonの 『Tennessee Whiskey』

100万円もらえたら何に使う

ハーレーの新しいタイヤを買う!残りは貯金に。

最後の晩餐に何食べる?

妻のラザニア。

あなたの誇れることはなに?

当然、妻と子供達。あとは、店を居心地の良い場所に作り上げたこと。
それから、セラピーに通って自身のメンタルヘルスをケアしていること!

あなたが思う、GOB(Good Old Boy)とは?

人に供給できる人、人を守れる人、そして自分が信じていることを疑うことができる人。

スティーブ・マーフィー / Stephen Murphey

instagram : @hounddogbarbershop

編集後記

顔や腕を覆うタトゥー、バイカーファッション、時々店の前に置かれるどでかいハーレー…そんなちょい悪な見た目とは反対に、二児の父として家族をこよなく愛するアットホームなキャラクターのスティーブさん。職場でも気遣いと笑いを絶やさず、常に周りの人がどう感じているのかに敏感な人だ。お客さんにとってもスタッフにとっても、お店を居心地の良い空間にすることに細心の注意を払い、また、自分がセラピーのセッションで話をすることで救われているからこそ、お店に来るお客さんが心を開いて話ができるよう心がけているんだそう。「仕事は家族を養うのに必要な分だけ、遊びは真剣に」がモットーで、将来の夢は森の敷地を購入すること。現在は、相棒のハーレーを乗り回していない時は、お店の地下にミニシアターのセットを建てることに没頭している。ロンドンらしい「ワークハード、プレイハード」を地で行くスティーブさんのポジティブなムードに癒された編集だった。
ミスター・アウル イメージ

ロンドンのヒト

撮影・編集:柳田愛子
ロンドン在住フォトグラファー&ジャーナリスト
オンラインのコーヒービジネスを経営する傍ら、ファッション&カルチャー誌向けに写真撮影&執筆活動を行っている。

Instagram
@aikoyanagida
@therightroast
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ボクのヒト

																		  歳を重ねないと、出せない格好良さがある。
																		  シブさ、洒落っけ、奥深さ。
																		  まるで珈琲のようだけど、どう生きてきたかをあらわす無二の表情。
																		 『ボクのヒト』は、人生の物語りなのである!