【独り言】僕の48年のあらすじvol.20
推定でございますが、僕がインスタグラムを使用し始めたのは2012年。(おヒマな紳士淑女は第一投稿まで戻りお確かめくださいませ メローハバネロ公式アカウント)
始めた動機はただひとつ。海外の人と繋がり「日々英語と戯れる」ためでございました。写真があっての文章ですから理解しやすく会話も弾みやすい。僕は日本人には目もくれず、海外に続々友人を作っていきました。
僕の投稿はハバネロ関連が多いですので、海外の友達もハバネロ繋がり。アメリカ、オーストラリア、スペイン、スウェーデン、フィリピン、イギリス、メキシコ、実際に遊びに行ったり来たりしました。
写真というのはその撮影者の興味や美意識、性格までも表すもので、実際に会った時には既に旧友のような感覚がお互いに芽生えております。そんな中、アメリカには僕のように1人でホットソースを作っている人たちが居ることを知りました。
それはクラフトホットソースと呼ばれ、個性をしのぎあい、さらにはホットソースの大会があるではございませんか〜!
これは優勝するしかありません。
僕はアメリカにおけるホットソースの聖地「ルイジアナ」で開催のThe World Hot Sauce Awardsにエントリーしまして、Mellow Habaneroシリーズの「Heaven」を送り込みました。結果は残念ながら選外となりまして、次回に向け作戦を練ることにしたのです。
僕のソースはお料理の味を生かし、引き立てる美味しさ。しかし、大会のジャッジたちはソースをスプーンにドバっと出しそのままパクリです。お料理とのハーモニーもマリアージュも有ったものではありません。大切なのはソース単体の個性だな、ふむふむ。
で、僕は自家製ビールも作っている訳ですが、ビールに投入する「ホップ」の香りの良さにときめいてもいましたので「これだなっ」とピンと来てしまった訳です。ここに2017年The World Hot Sauce Awards優勝作品「Mellow Habanero Hop in Heaven」の誕生です。「ホップ入りのヘブン」と「天国に飛び乗り」の、人類史上稀に見る完璧なるグレイトなダブルミーニングでございました。
えーさて。
肉眼で自分の乳首見えません。いよいよだな。というわけで老眼が進行しております、ハバネロマンでございます。
毎度わたくしめの48年のあらすじを続読いただきまして誠にありがとうございます、20話になりましたよ。
渋谷カレー屋台から石垣島ジャングル、そして丹波篠山ハバネロ栽培まできました。
もうすぐ大詰め、あらすじは現代に追い付きます。その後このコラムに何を綴れば良いのものか。1週間の出来事などを書いてしまいましては個人ブログになってしまいましょう。星新一先生オマージュ系SFなどを書き下ろし、ハヤカワSFコンテストを狙うのもひとつの手です。
冗談でございます。
折角いただきましたこの枠、余地だらけの我が人生、ともに自由に遊ばせていただきます…