【独り言】僕の47年のあらすじvol.5
荷物を運ぶ「台車」にベニヤ板で組んだ台を乗せて、お店完成でございます。テイクアウト容器を買い、寸胴にカレー、カセットコンロ、炊きたてご飯をクーラーボックスにドサッと入れ、家から渋谷までガラゴロ。
当時住んでいた目黒区大橋から販売定位置の渋谷インフォスタワー前歩道まで片道1.5kmほどでしょうか。
ランチタイム10分前に到着、開店。来る日も来る日も台車でガラゴロ。
お店の名前は「台車屋」でございました。
OLさんに怪訝な目で見られようと、ほとんど売れ残ろうと、僕には自信がありました。若いって強いですね。でもね、努力もしましたよ。朝、渋谷駅からドワっと出てくる出勤タイムの皆さまへチラシを配りました。
50円引き券を付けて。。
始めてから3ヶ月ほど経ったある日、台車屋に雑誌の取材が来ました。
その記念すべき初取材は「月刊 店舗」様でございました。(台車だけどっ)
徐々に、本当に徐々に、昨日来てくれたお客様が同僚を連れて3人で、次はその同僚がまた別の同僚を連れて。
じわじわと広がっている実感。
大きなビルのふもとに置かれた小さな台車から、少しずつ行列が伸びていったのでありました。
つづく。
えー、さて。
僕はですね、使うのにコツが要る、ひと手間かかるモノが好きです。新しいモノより古いモノに惹かれるのでございます。
新品を買うしかない時は、わざと汚す。角などはこすって塗装を剥げさす。サインを書き込む。などの手順を踏みます。自動車なども故障を直して更に可愛さが増します。そうやって自分のモノにしていくのでございます。
えー、さてパート2。
急に寒くなりまして風邪ひきの方も多いかと思います。
そんなあなたにハバネロマンからとっても大事なことをお教えしましょう。
風邪ひいて、ずーんと気持ちが落ちている。
見る夢も暗~くて怖い。
そんな時は「Dr.スランプアラレちゃん」を読むのです。ペンギン村へ行くのです。
常備薬として強く推します。