【サンシャケ#12】 酒に酔っても乗り物には酔わない話
友達のジムニーの乗り心地がハードです。ヒップから突き上げて内臓に響く揺れ。嫁さんがかわいそうとも思ってしまいますが、70度までなら登れるというスーパー四駆。GOBな雰囲気を感じますね。
そんなジムニーはおろか、ベテランのタクシーでさえも酔っていた子供の頃の僕。車内の独特なニオイを嗅いだだけで、マーライオンギリギリなこともしばしば。
遊園地のコーヒーカップや魔法の絨毯も覚悟して乗っていたのを覚えています。
そもそも乗り物酔いは、三半規管など耳から得た情報と目や体から得た情報に「ズレ」があったとき、脳が混乱して起きる自律神経系の反応だそうです。さらに不快感、不安、ストレスなど精神的な要因も酔いを助長するとのこと。「乗り物苦手なんだよなー」って思っている人ほど酔いやすいらしいです。
僕の小さい頃もまさにこれだったような。でもルアーメーカーの『D』ですからね。酔ってられません。
今じゃ、車で移動中に資料をつくってしまったり(後部座席)、船の上で、小さなモニターを見ながら動画を撮っている僕。
何年も乗ってないけど多分コーヒーカップ、余裕です。
ではいかにしてノーマーライオンになったのか。もちろん釣りでよく船に乗るから、三半規管が鍛えられたというか慣れた、のもあるけど「酔わないためのコツ」を知っていることも大きいと思います。
これさえあればほとんどの人が酔わないんでないか、なんて思ったり。ちなみに釣り人の中にも、船酔いする人は意外といますよ。
【酔わないためのコツ】
1.乗り物に乗る前、前夜に揚げ物を食べないこと。
2.睡眠はよくとること。(5時間以上)
3.目線を下げないこと。
4.何かに集中すること。
5,心配ならアネロンを飲むこと。
【乗り物酔い度(経験測)】
電車≦飛行機≦バス<乗用車(助手席)<乗用車(後部座席)<友達のジムニー≦コーヒーカップ<船
まとめると、、
体調を万全に準備して、何かに集中するだけ。酸っぱいものを食べたり、考え事したりも効果的です。僕の場合、魚釣りに夢中になっていることが結果として酔わないカラダをつくったのだと思っています。
どうしてもの時は、エスエス製薬さんから出ている酔い止め薬「アネロン」がおすすめ。釣り業界では超有名なクスリです。乗る前に飲んでください。これ飲んで克服している人を何人も見てきました。酔ってからでも効く人もいるとか。
もういい季節ですね。
カレイでも釣りに船乗ってみてはいかがでしょう。一度、酔わない経験をすると不思議とそのあとは酔いにくくなってきます。多分。とはいえお酒には酔ってしまう僕。
誰かお酒に酔わないコツ教えてください。