【サンシャケ#72】江戸前の噺。
ルアーメーカー《ima》ディレクターの “アイマD” です。
"サンシャケ" では僕のフィッシングライフのワンシーンをゆるめにピックアップ。
猛暑。
オリンピックにも熱くなります。
東京五輪から3年。もう3年か。
地元開催でいつもと違う雰囲気にワクワクしたのを覚えています。
観客ありならもっと盛り上がったんだろうなーとか回想しつつ
豊洲の選手村の前で釣りしたのを思い出しました。
きっと選手たちはあいつは何を釣っているんだと思っていたことでしょう。
『江戸前』のスズキですよ。
やっぱりホームって気持ちが入る。
盆踊りでも東京音頭が流れればアガるし、
海外の人がスワローズのユニフォーム着てるとちょっとうれしい。
東京っ子であって、
江戸っ子ではないけど、『江戸前』には誇りを感じます。
きっと江戸時代、
僕と同じ場所で釣りをしていた人もいたろう。
和竿片手に江戸前のテナガエビなんて釣っちゃえば風流。
テナガエビは全国にいるけど、江戸前のテナガエビは東京にしかいないのです。
なんならイタリアにはスカンピ(手長エビ)、
フランスにもラングスティーヌ(手長エビ)がいるけど
やっぱり愛おしいのは江戸前のテナガエビ。
さてパリ五輪。
ラングスティーヌも美味しいだろうけど、テナガエビだって負けてない。
がんばれニッポン!
フィーッシュ。