【サンシャケ#59】虫を無視できない噺。
ルアーメーカー《ima》ディレクターの “アイマD” です。
『サンシャケ』では僕のフィッシングライフのワンシーンをゆるめにピックアップ。
虫は得意か得意じゃないか。
そう問われれば、別に得意とはいえないアウトドアマンの僕。
クワガタは3代にわたって育てたこともあるし、
セミもハチもクモも、その辺の少年と同じくらいは採ってきました。
でも得意なわけじゃないんだよなー。
急に出てくるヤツは怯んだりもします。
さておき、そんな僕が虫を無視できないのは、フライフィッシングのせい。
魚のエサに似せた毛針を用意することがセオリーだけど、
何を食べているのかは、その場所場所で違うものです。
関西にちくわぶがないのと一緒。
ということで、
その川に飛んでいる虫がいたら、よく目を凝らし、
ときには捕まえて写真を撮ったりします。
ボックスに似てるフライがあればそれを流すし、
なければ次回に備えて、帰ってから似せた毛針をつくるのです。
渓流解禁まで、あと1ヶ月。
つくった「虫」が魚にムシされないといいですが。
フィーッシュ。