【サンシャケ#20】1秒16連射の話
どんな世界にもプロフェッショナルはいます。クリエィティブだったり、スポーツだったり、ジャンルはさまざま。もちろんこのGOBも多くのプロフェッショナルにより運営されているわけで。それこそ最近多様化しているプロの存在ですが、その定義は「それぞれ専門分野でご飯を食べている」ってことで大きくハズレてないはず。
プロってなんかかっこいいし、その道をゆく一般の「憧れ」でもあるし。説得力もすごいし、信頼も得られるし、夢を与えることだってできる。熟練を証明する肩書き。
プロってそんな素敵な存在です。
だけど、ぼくのいる釣り業界にはプロの他にも同じような存在がいます。
そう、名人です。
そもそも釣りのプロってちょっと不思議で、実際それだけでご飯を食べていない人も結構いたりします。そうなってくると浮かんでくるのはプロと名人の違いってなんぞという疑問。
バス釣りならプロで、タナゴ釣りなら名人とか感覚的にはわかる気がするけど、違いはどこなのだろう。年齢か?はたまた、渋さか?それともキャラクターか。
その線引きは業界内でもあいまいで、基本的には雰囲気でって感じだと思います。まわりを見渡せば名人が存在する業界ってそんなに多くないことに気づく。虫とり名人、将棋の名人、ハイパーヨーヨーの中村名人、そしてゲーム界のレジェンドたち…
おいおい、これって全部ちびっこがワクワクするやつじゃないか。
そして釣り名人。
間違いない!
名人とは「遊び」が発端の熟練者のことだ。そう思うと名人の魅力がどんどん増してきました。
プロはいつでもかっこいい。
でも名人はたまにすごーくかっこいい。
だからか、
映画「GAME KING 高橋名人VS毛利名人 激突!大決戦」のオープニングをみるとテンションがあがるし、大人になってもワクワクします。
O・Z・O・N・EASY ALL RIGHT!!
名人のいる業界でよかったってちょっぴり誇りに思えました。ちなみに毛利名人はぼくと同じ渋谷区の出身。ぼくもどうせなら、ちびっこたちに夢をあたえる「名人」と呼ばれたい。