【ポチもほしがる...!?】
GOB編集部の "キニナル―" を、独断と偏見でお届けする【G-weekly】。
今週の『G』は、"ポチもほしがる...!?"
テレビやネットで話題になっている~
東京・明治神宮外苑地区の再開発に伴う樹木伐採についてのニュース。
神宮外苑周辺の、およそ1900本ある樹木のうち743本の樹木伐採が計画されており...《森を育ててきた先人の努力を無にすることはあってはならない》と著名人達も指摘しているこの問題。
最近リリースされた "サザンオールスターズ" の新曲 『Relay(リレー)杜もりの詩』 は、音楽家の坂本龍一さんが、生前この再開発の見直しを求めていたという想いをうけて作った楽曲で、タイトルの《Relay(リレー)》には "つなぐ" という意味を込めたと、テレビのインタビューで話していたのを観た。
ボクもこの辺りを歩くことがあるけれど。
100年前に設計された森が、今まさに"美しい杜"として育ち~街並みと調和したとても気持ちイイ場所♪
みんな "想い" は一緒のはずなのに、なぜ寂しいと感じる結果になることが多いのだろう....?
時同じくして。
ボクの目に飛び込んできた "ポチもほしがる...!?"というキャッチフレーズ。
ふふふ、、
キニナルだろぉ~(笑)
今回ご紹介するのは、墨田区京島のキラキラ橘商店街にある《ハト屋パン店》でございます。
大正元年に創業・地元で愛され続けた老舗コッペパン専門店。
二代目店主が亡くなり、後継者もいなかった事から惜しまれつつもやむなく閉店となっていたのですが.....とある女性の手により復活を遂げたというストーリーがございましてww
店主の紙田さん。
雨風にさらされ日に日に朽ちていくお店の姿を、店前を通るたび気になっていたのだそう。
東京大空襲で焼け残った長屋や民家が多く残されているこの地域。
古くからの名物店が商店街から消えていく...
建て替えるのは簡単だけど、地域らしさや文化・歴史を残すことも大切 。
昔から地域に根差した"交流の場"を運営することが夢だった紙田さんは、建物ごと買収を決意。
自身の老後資金を店舗の耐震補強や改装費用に充て~お店を受け継ぐことにッ👏
初代ハト屋が持っていた面影を大切に。
看板や外観は当時のまま残しつつ復旧を重ねて2020年《新生ハト屋パン店》をオープン!!
"想いをカタチ"に。
スーパーウーマン紙田さん☆彡
その正体は、、都市計画コンサルタント会社の役員を務める地域活性化のプロだったのです( ゚Д゚)
街というのはどんどん代謝しながら《新しい姿》に生まれ変わっていくのは世の常。
とは言え〜
誰にも慣れ親しんだ場所があって、その景色とともに紡いできた歴史があるわけで。
これからの100年後に向け、どうゆう街づくりをしていくのか?
一番大切なものって、きっとそれぞれの想いの中にあるとおもうのです。
思いやりとコミュニケーションで、次の世代にバトンをつなぐ🤝
今週も前向きに。
グッデイ👍
《ハト屋パン店》
■住所
東京都墨田区京島3-23-10
■最寄り駅
京成押上線 / 京成曳舟駅(徒歩8分)
■営業時間
月~木 6:30 - 17:00 / 土日 10:00 - 18:00*売り切れ次第終了
■定休日
毎週金曜
■お問い合わせ
電話:03-4288-8918