
【奥の細みち…!?】
GOB編集部の "キニナル―" を、独断と偏見でお届けする【G-weekly】。
今週の『G』は、" 奥の細みち "...!?
街を歩いていて、ふと思う。
「趣き」があるものと、ないものの違いって、何だろう?
というか──
人はどうして『趣き』を感じるのでしょう🤔
ボクの場合。
そこに立ったとき、自然と“感覚”が深まっていくような、、
言葉にならない情緒や美しさ、静けさの中に『余韻』を感じる──そんな場所だったりする。
逆に。
新しいモノに『趣き』を感じにくいのは〜
そこが綺麗で合理的で無駄がないから…なのでしょーか!?
ふふふ
キニナルだろぉ〜(笑)

今回紹介するのは、昭和モダンを"今"に伝える、歴史の宝庫…銀座《奥野ビル》でございます。
都会のざわめきを抜け、ふと一本裏道へ──
銀座一丁目駅から数十秒...時が止まったような“レトロ・レジデンス”が、静かにその姿を現します。
実は建物2つが連結していて、向かって左側の本館は1932(昭和7)年に竣工され、新館と呼ばれる右側は1934年(昭和9年)に完成。特徴的な左右対称の美しいファサード構成は、よく見ると2棟を少しずらして配置しており〜通りに対して “奥行き感” をもたせているのだそう 👀
そのハイカラな佇まいもさることながら〜
手動式のエレベーターや水洗トイレまで備えられているのは、当時としては "異次元"で最先端✨
誰もが憧れた『未来の高級アパートメント』として、多くの文化人や芸術家たちに愛されてきた…数少ない戦前の集合建築〜ここにあり!



約70テナントが入居する "アートと歴史の発信地" に!
その歴史の"余白"がもっとも色濃く残るのが《306号室》。
70年以上ここで暮らした "最後の住人" の部屋が、何と当時のまま保存されておりまして👏
様々なバックグランドをもつメンバーが『306号室プロジェクト』の名を掲げ、"息づいた時間" の手ざわりを感じてもらおうと、毎月6日に一般公開および案内付きの見学も実施しているんです( ̄∀ ̄)

趣とは?
不完全ながら、どこか満ちていて。
想像や感覚がふと入り込む“わずかな隙間”にしか存在しない…だから── “つくられた美しさ” ではなく、“生きた美しさ”にしか感じないのだと思うのです💖
ただの劣化ではなく『変化』に宿る──時間と記憶と気配が織りなす〜物語ようなものですからーッ(笑)
『奥の細道のその先に...Good,Old-Boy!!』
今週も前向きに。
グッデイ👍
【銀座奥野ビル306号室プロジェクト公式サイト】
【銀座奥野ビル306号室プロジェクト 公式Instagram】
【銀座奥野ビル306号室プロジェクト 公式 X 】