【守護神!?】
GOB編集部の"キニナル―"を独断と偏見でお届けする【G weekly】
今週の「G」は、"守護神"!?をご紹介。
GOB(Good,Old-Boyの略)世代であれば、必ずや通ってきたであろう!
日本を代表するアニメーション 『機動戦士ガンダム』。
ボクが小学生の頃は『ガンプラ』(ガンダムのプラモデルの略)が大流行していて、組み立ててはオリジナルの配色で塗ってみたり、あえて腕をもげさせて戦闘シーンを再現してみたりで。。
少年の想像力や個性を『ガンプラ』に注入していた記憶が甦ってまいります。
そんなガンダムの実寸大が見られる場所といえば『お台場(ダイバーシ ティ東京前)』をイメージしますが、最近では『ガンダムファクトリー横浜』の"動くガンダム"(GUNDAM- DOCK)が話題となるやッ連日の大盛況!
ボクらが大人になってからも、昔と変わらず目にする機会はたくさんあるのだから、 いつの時代になっても色褪せない『国民的ヒーロー・ロボ』なのは、皆さまもご承知のとおりです。
では、お聞きしたい。
『へたれガンダム』!?... こんな言われかたの『ガンダムタイプ』があったこと、ご存知でいらっしゃいましたでしょうか??
このニュータイプのガンダム(笑)
お台場でもなければ横浜にもおりません。
場所はというと、、
福島県福島市の見渡すかぎりの田園風景にポツリと佇んでおります。 (なんともシュールな光景!)
調べてみると『福島市制施工100周年記念の街づくり事業』で、地元のアマチュア鉄作家の方が2010年に制作した作品とのこと。10年以上前からジワジワと噂が広がり、今では【守護神】として祭られ!? 福島市の穴場観光スポットになっているらしい。
"少しふっくらとした顔"・"上半身と下半身のバランス感"・"頼りなさげな佇まい"...愛嬌のあるビジュアルも相まって、このパワーワード『へたれガンダム』(通称)!
改めて『へたれ』について調べてみると。。
俗に、『弱々しく気力にとぼしいさま。意図した規格に合わない物や製品』なんてでてくる。
人の潜在意識の中に組み込まれた『カッコイイ』や『美しい』という観念。
例えば、『高架下の赤提灯のカウンターで一杯やる疲れた男の背姿』なんてどうだろう?
それぞれ歩んできた、経験や価値観で『どう感じるか?』異なるのは 当たりまえのことだけれど、、
『哀愁』『郷愁』みたいなものから滲みでているものを想像し、心が沈むだけでない『前向きなカッコよさ=佇まい』を感じる事ができるようになったのだから、ボクも少しはGOBな生き方ができているのではッ!?
皆さまもぜひ機会がございましたら、
このGOBタイプ『へたれガンダム』に会いに、聖地巡礼してみてはいかがでしょう。笑
【福島市公式ホームページ】
福島市観光情報ページ
【Google Map】
『へたれガンダム』設置場所(福島県福島市平石駒ケ池)