第百七十六話 どっち?
毎週日曜日は『じろうの道草』コラムの日。
明けましておめでとうございます。
いよいよ2025年もスタート、皆様いかがお過ごしでしょうか。
冬休み最終日、季節にちなんだゆる~い話でお楽しみを。
それではどうぞ。
「最大の理由。」
「冬と夏、どっちが好き?」
そんな会話を一度や二度はしたことあるのではないだろうか。
春と秋は過ごしやすくて気持ちがいい。冬と夏どちらかであれば、ボクは断然”冬”が好き。寒さで身体がこわばるとか着るものがかさばる、朝起きるのがつらいなど、もちろん欠点もたくさんある。食材が美味しいとかいうのも、どの季節にも旬があるから甲乙つけるのは難しい。
では、冬にしかない数少ない良いところを考えたてみた。
まずは夜が長いこと。陽が出ていると動き続けなきゃいけない気持ちになる。「昼間っからビール!」なんてセリフもあるように、ちゃんとしてなきゃいけない気がしてしまう。その点”夜”は、何しようが多少のことなら許されてしまうと勝手に思っている。暗くなったらヒトの心も緩くなっていくもので、だったら早く陽が沈んでくれりゃいい。遊びでも仕事でも、徹夜明けのあの朝日に溶かされたこと数知れない。
雪の中の露天風呂、年末年始の独特の空気、外で食べるカップラーメンなどそれなりにあるはあるけど、そこまで惹きつけるものでもない。冬にしかない最大の売りは、なんと言っても「虫がいない」ということではないだろうか。寝てるときの耳元の”蚊”、みんなが嫌いな”G”、真夏の”蝉”爆弾など虫に悩まされることはない。
ほかの季節でも探ってみたのだが、これほどのインパクトのある理由が見つからなかったという話。
「まとめ。」
そもそも四季のある国っていうだけで幸せなこと。
雪国の方々からしたら、”冬”を好きなわけがない。
そんなことを思いながらも、冬は情緒があるからもしかして一番好きな季節なのかもしれない。
スキーやスノボーが趣味な人なら結構いると思うけど、普通に冬が好きなんて言ってたら、きっとその人は根暗な性格の方なのでしょう。ぜひ友達になっていただきたい。
ふ~ゆを愛するひ~と~は~、こ~ころ広きひと~♫
それではまた来週!
本年もよろしくお願い申し上げます!