第百五十八話 ストックマン
毎週日曜日は『じろうの道草』コラムの日。
さて今週は、最近を騒がせている話題から話をしてみようと思う。。
それではどうぞ。
「リス。」
南海トラフ地震臨時情報が発表されるや否や、いつも通り巷からは”米・水・ボンベ”が消えた。
ちょっと免疫ができてるからか、以前ほどのパニックまでには至らなかった気がする。東日本大震災のときは悲壮感がすご過ぎて、ああにはなってほしくないと願うばかり。おっと危ない。そっちの話ではなかった。
”ストックマン”といえば、リス。
リスは木の実や植物の種を集めて、いくつかの場所に分けて隠す習性がある。すべての場所を覚えていないので忘れてしまう。おっちょこちょいで可愛いすぎ。そんな動物や鳥類はほかにもたくさんいるようで、忘れることで自然界における植物の繁殖や生態系のバランスに貢献しているのだそう。
ストック癖のあるワタクシ次郎。ストックがないと不安で、いざ無くなったときすぐ代えがあることに喜びを感じてしまう。だがしかし、先日買いだめしているモノをすっかり忘れ、ボディソープが5つも溢れかえってしまった。そのくせパっと見似てるシャンプーが無いなど、なんともバランスが良くない。リスは忘れることに意味があってちょっと神秘的だけど、同じ忘れるでもボディソープ5つには身体を洗う以外なんの意味もなさない。
洗剤、サランラップ、ティッシュにトイレットペーパー。備えあれば憂いなし。
肝心の”米・水・ボンベ”は、特別ストックなどしていない。
「まとめ。」
私もストックマンだ!
って思ってくれるヒトもきっといるはず。
テレビで観たある芸能人の家など、ストックのためのでっかい地下室があって醤油だの缶詰だのマヨにケチャップ、あらゆるものがダンボール単位でストックされていた。箱に入った家電まで貯蔵されていて、完全にお店の倉庫状態。
ストックマンもほどほどに
それではまた来週!