第百五十七話 あっという間
毎週日曜日は『じろうの道草』コラムの日。
さて今週は、今更ながら”オリンピック”にまつわる話をしてみようと思う。。
それではどうぞ。
「イーグルサム。」
故 安倍晋三元総理が、マリオの格好をして土管から出てきたリオ五輪。あの衝撃的だった閉会式から8年も経ってしまった。オリンピックって始まってしまうとあっという間で、パリ五輪はトム・クルーズで幕を閉じた。
40年前の話ではあるが、ロス五輪(1984)といったらカール・ルイス。そして、歴代オリンピックを振り返ってもダントツで印象的なマスコット『イーグルサム』は外せないだろう。イーグルサムのヨーヨーほしさに、どれだけ瓶のコーラやスプライト、ファンタをねだったことだろう。人形やグラス、ピンバッヂやキーホルダーなどのグッズも豊富、しまいにはアニメまでやっていて、大人から子どもまで日本中が熱狂していたような気がする。
それもそのはず、このイーグルサムはウォールトディズニー社(C.ロバート・ムーア)が手掛けたキャラクター。アメリカの国鳥である鷲をモチーフ、誰からも親しめる術を存分に世界中がイーグルサムの虜になった。リオの閉会式のマリオときたら、東京五輪のキャラクターはてっきり<任天堂>が担当するとばかり思ってた。マスコットは五輪を盛り上げるのにとっても大事。次回のロス五輪はどんなのになるかついつい期待してしまう。
『歳を重ねると、時間の流れが早い』
なんて言葉をよく耳にする。実際のところ、先輩方の言うとおり1年なんてあっという間、4年後のオリンピックだってすぐきてしまう勢いだ。諸説あるいろんな原因はさておき、ルーティーン化した日常生活に慣れすぎてしまっているのは否めない。刺激にも飽きて、平坦な暮らしがむしろ幸せに感じれるようになってきた。ここらに分岐点があるかもしれない。
やけに最近”道の駅”が好きなのも、この”あっという間”に関連しているのではなかろうか。
「まとめ。」
1年単位だと、桜やクリスマス、誕生日や24時間テレビ
4年単位だと。オリンピックやサッカーワールドカップ
これらがないと年単位で振り返ることができない。
学生時代なら、小学生になったとかもう中学生だとか、さらに何年生なんていう区切りがあるから、1年の経過を把握しやすいけど大人になるとそうもいかない。ちょっと前まで若者だった気もするが、あっという間に半世紀を過ごしてしまった。
これはなにか対策をしなければならない。
時間を遅めるためにも、なにか新しいことに挑戦してみようではないか
月日は百代の過客
それではまた来週!