第百二十八話 小麦クレイジー。
毎週日曜日は『じろうの道草』コラムの日。
さて今週の主役は『小麦』。
それではどうぞ。
「グルテンフリー」
ワタクシ、なにを隠そう”小麦クレイジー”。
パスタをはじめ、うどんやラーメンなどの麺類全般、パンさえあればお米がなくても問題なし。とにかく小麦が大好きで仕方がない。具体的には、ミートソースにナポリタン、モッツァレラトマトのパスタやグラタンなんていうのも好ましい。コロッケパンや卵サンド、カレーパンなどの調理パンもさる事ながら、バケットにハムとチーズを挟んだだけのサンドウィッチさえあれば、それはそれはご機嫌な朝を迎えられるというもの。カレーライスやクリームシチューも定番メニューとして君臨するし、切っても切り離せない”小麦”の存在。
だがしかし、世の中には<グルテンフリー>という”小麦クレイジー”とは対極にある言葉がはびこっている。人気者だった子が転校したら嫌われてしまったかの如く、小麦は身体に悪いものとされているのだ。
「小麦のなにが悪いの?」
いろんな人に聞いても、はっきりした答えは出てこない。ネットで調べても”害悪”と扱われるほどの理由は見つからない。出てきたのは、アレルギー反応や小麦に反応する病気(セリアック病)を抱える人にとって小麦は天敵で、そのための食事法が世界的にブームとなり実践する人が増えていったという話。体質や肌質の改善が期待できるとはいうものの、すべての人に効果があるわけではない雰囲気。小麦が悪いというよりかは、小麦を摂らないと体質改善するみたいですよー的な曖昧なものなのだ。
ご馳走とも言える小麦メニューをすべて断ち<グルテンフリー>を継続できる方々、心より尊敬します。きっとすごい努力家で、意識が高く、美を追求しているストイックな人とお見受けします。俳優やタレントなど人に見られる職業や美容健康に携わる方々でも、そうはできるものではないほどの苦行。それと引き換えに、手にできる美しさと健康にはものすごい価値があるはず。まるで大谷翔平さんのように、全身全霊野球に捧げる覚悟と努力のようなもの。であれば、それなりのご褒美は用意しておいてもらいたい。
”小麦クレイジー”には皆無ではあるが。
「まとめ。」
アレルギーや病気を抱える人の<グルテンフリー>食事法は、想像以上に大変なことでしょう。
健康を害するから仕方なく取り入れる<グルテンフリー>と、美と健康のためとではなんとなく異なるように思える。気が抜けない修行のような毎日と続けなくてはならないストレスとの戦いに、後者の方がむしろ辛いまで思えてしまう。
ベジタリアンも然りしっかりとした食事法に基づいて続けられれば、明るい未来が待っているはず!
『一度、挑戦してみてはいかがですか?』
ボクは土俵にも上がることすらできない負け犬です。。。
それではまた来週!