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第二十六話 おまかせの妙
人には「好み」というものがある。与えられた環境で培われ、生活していく上で染みついてきた価値観とでも言えようか。自分を満足させるためのものなのか、それとも他を受け入れづらくしてしまっているものなのか。どちらにも転ぶ可能性を…
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【サンシャケ#9】日常生活で使える?話
職業はもちろん、何かを真剣にやっていると、思わぬところで役に立つ技術やクセだとかが身につくなんてこともあります。結婚式だか、なにかの集まりでお札を美しく数えている女性に出会いました。聞けば銀行で働いていたとのこと。ファサ…
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【独り言】僕の48年のあらすじvol.18
僕は当初、ハバネロを仕事にしようとは思っておらず、とにかく、畑一面に輝く黄金色のハバネロが見たかったのです。ただただプラトニックに愛してしまいましたので、種ひとつさえ愛おしく、捨てることができませんでした。その結果、20…
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第二十五話 知らないことだらけ
『どれだけ頭の良い偉人でも、知らないことは必ずある。』名言を装う冒頭で、難しい感じを匂わし背伸びをしてみる。『じろうの道草』コラムでは、日常のどうでもいい話しかできないことは周知の事実。賢い知識は前者にまかせ、何の気なし…
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【独り言】僕の48年のあらすじvol.17
2004年春、丹波篠山の生活が始まりました。まずは家の改装と畑。春に引っ越しましたので、畑を始めるにはちょうど良い季節。ハバネロの苗たちを広い大地へ植えましょう。友達からもらった1つのハバネロ(vol.8参照)を48株ま…
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第二十四話 ボクはルーキー
ちゃんと禁煙している、ワタクシ道草次郎。最近の悩みというと、ココ1年ぐらい続いている五十肩。結構長引くようで、コートを着る時ですら痛みが走る。それともうひとつ、この五十肩と同じ時期に始まった悩みが今回のお題。大人の仲間入…
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【サンシャケ#8】クッカーが手放せない話。
アウトドアの不思議。【外で食べるカップラーメンはなぜ、あんなにウマいのか。】具材もつくり方も一緒なのに、まったく違うウマさ。外寒いからでしょ。いや夏でもそう。汗だくで、すするアウトドア麺はもはや格別です。5分でできるのに…
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【独り言】僕の48年のあらすじvol.16
時は2004年。わたくし30歳、春のお話でございます。車(1987式日産サファリ)に荷物ぎっしりとハバネロの苗を積んでフェリーで引越し。石垣島を出て3年ぶりに戻ってきました本州でございます。 兵庫県の内陸部、丹波篠山。京…
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第二十三話 ついにこの日がきた!
全国のコロナ感染 8万人を超えまったく落ち着かない日々。ボクはやっと完治し通常運転ができるようになった。だけど、この落ち着かないのが通常になっていることに気づかされるし、どこか慣れを感じているのだろう。さて今回は、ついに…
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【独り言】僕の48年のあらすじvol.15
さてさてさて。7ヶ月が経ちました石垣島のジャングルで電気ガス水道の無い暮らし、ノミが大発生しちゃいました。で、痒いのなんの。大人はまだしも子ども達は可哀想でございます。地面からきたノミにお腹の上までよじ登られ、足もお腹も…