萩原 憲一ハギワラ ケンイチ
ボクのヒト
#003
『歩みを止めず成長し続け、未来に向かって生きている大人でありたい!』

萩原 憲一
ハギワラ ケンイチ

Q. 年齢
53歳
Q. 職業
靴リペア職人
Q. 必需品
シガーケース
自分に合うものを探し続けていたが、コレ!というものになかなか出会えず。。 丁度良いサイズ感とアンティーク調のデザインに一目惚れし即購入。肌身離さずいつも持っている。

シガーケース

どんな大人になりたい?

歩みを止めず成長し続け、未来に向かって生きている大人でありたい!
止まったらそこで終ちゃうじゃない(笑)

もし魔法が使えたらどうする?

”2回しか使えないっていう魔法” を自分にかけるね。 だって永遠に魔法が使えたらおかしくなっちゃうでしょ!
まずは、 ”世界中の貧困がなくなって、他人を思いやる心を持てるくらい、みんなが普通に暮らせるようになーれッ” だね。
残りは、ここぞって時がくるまでとっておくね! あと1回 ”魔法” が使えるって、想像しながら生きてることに ”ロマン” 感じるじゃん!

タイムスリップできるなら、どの時代へ、何をする?

どちらかと言ったら、過去より現実味のある未来に行ってみたい!
あまり遠くない未来の地球って、映画『ブレードランナー』の世界になっていると思うんだよね。
リアルな未来を眺めながら、ゆっくり観光がしてみたいなぁ。

あなたにとって女性ってどんな存在?

人生をより豊かにしてくれる、良きパートナー。

最近、感動した出来事は?

イギリス人の靴好きなお客さんがいて、10足くらい修理靴を預かってたんだ。しばらく音信不通だったんだけど、最近、修理靴を持って来店してくれてさぁ。
世界中のどこの店もコロナで大変とか、いろんな話してたのよ。そしたら帰り際に『俺が預けてた靴は、全部好きに使ってくれ!俺からのギフトだ』って言って去っていったのよ。
苦労している状況を感じての、この粋な計らい。感動したね~

休日の過ごし方?

バイクに乗って、見たことない景色や風を感じつつ。。行った先々で、ゆっくり読みたかった本を読んだりして過ごしてるよ。
これ最高に贅沢でしょ!

いまの悩みは?

”悩み” って、『乗り越えるべき障壁』って思ってたいんだけど・・・単純に ”悩みは尽きない” ってことが悩みかな。
逆に悩みが尽きたらつまんないだろうなぁ~

自分の中の強みって何?

強みなんてないよ(笑)
この質問をされて考えてみたけど、、
強いて言うなら、”どんなとこ(環境・関係・立場)でも自分は自分でいれる” というところかなぁ。

好きな言葉は?

『大丈夫。』

声にして良し。
耳にして良し。
人にかける言葉として良し。
自分にかける言葉として良し。
どう扱っても良い言葉だと思う。

好きな映画は?

チャップリンの映画
『 The Kid 』(キッド)・『 City Lights 』(街の灯)・『Limelight 』(ライムライト)

小学校1、2年生のころだったかなぁ。普段は夜9時に寝なさいと言われてたんだけど、NHKの特集で、チャップリンの作品を毎日やってたことがあって。。
その時だけは、お袋から起きていることが許されたんだよ、、逆に、見なさいって言われてさぁ。
あんなに子供だったのに、泣いたし笑ったし感動的だったなぁ。

あなたの一曲は?

BILL EVANS(ビル・エヴァンス)の『My Foolish Heart』
理屈抜きに体に染み込んでくる。”美しい” を超えて、もう訳が分からない!(笑)

100万円もらえたら何に使う?

妹がアメリカ人と結婚して子供が産まれたんだけど、両親がまだ孫に会えていないから、連れていく為の費用に使いたい。
残りは、日頃からお世話になっている人にお礼周りに行きたいね。

最後の晩餐に何食べる?

(即答で)”寿司”
好きなネタは、コハダとマグロ赤身!
シメは、カッパ巻き(ゴマは必ずありねッ)

あなたの誇れることはなに?

海外では、”be proud of ~” 【~を誇りに思う】みたいな表現をできるって、とても素晴らしいことだと思うけど、、
『誇り』って、口に出すと何だか安っぽくなる気がして。
『心に留める』ことに日本の美学があると思ってるから、日本人であることという事が、俺の『誇り』だね。

あなたが思う、GOB(Good Old Boy)とは?

未来に向かっていつも生きてる人で、楽しむ事を大事にしている。
『稔るほど頭を垂れる稲穂かな』じゃないけど、満ちることによって謙虚になっていく。。そういう姿勢を持っている人じゃないかな。

website : smallaxeshoes.net
instagram : smallaxeshoerepair

編集後記

年季のはいったリペア機材と使い古した道具。。 棚にはところ狭しとヴィンテージの金網カゴにいれられた靴が並べられ、、何とも雰囲気のあるリペア工房。
雑多に置かれている一つ一つに、こだわりや愛着を感じさせる『秘密基地』のような空間で、咥えタバコの枯れた男が一人。
靴リペア職人の萩原健一さんこと 通称 “Kenさん” である。

撮影をしているボク達に『コーヒー飲む?』と気さくに声を掛けてくれ、時間をかけ丁寧にドリップしてくれている所作を見ていると、、そこには雄弁に物語る ”職人の手” があった。
それぞれに特別な想いがある愛用品『その靴』の背景には、必ず『その人』の歩んだ人生と歴史があって、、言わば “命” を預かっているようなもの。『ここは病院みたいなモノだな』と、Kenさんは笑いながら話してくれた。
自らを ”ブラックジャック” と例え、『どんなにボロボロで、他で修理が不可能と断られた靴だとしても、すべて手を掛け命を吹き返す努力をする』と、クシャクシャな笑顔で豪語する姿はどこか少年のようで(笑)
この男なくして【Good Old Boy】は語れないッと思ってしまうほど人間味が溢れ、何だかあたたかな気持ちにさせてくれる ”素敵な初老男子Kenさん”だった。

ボクの話

福地雅尚
インポートブランドPRから始まり、ファッション関係の色々を経つつ経たれつ。
現在、ファッションアクセサリーを中心にした『モノつくり』に携わりながら、本サイト 『Good, Old-Boy / グッドオールドボーイ』の副主宰も務める。
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ボクのヒト

																		  歳を重ねないと、出せない格好良さがある。
																		  シブさ、洒落っけ、奥深さ。
																		  まるで珈琲のようだけど、どう生きてきたかをあらわす無二の表情。
																		 『ボクのヒト』は、人生の物語りなのである!