【独り言】僕の48年のあらすじvol.10
2003年の話の続きをしましょう。
やったー、自分の土地。巨木も巨石もぜーんぶ僕のもの。歩き回り、小屋を建てる場所を決めました。愛読書『シェルター/ロイド・カーン著』を熟読した成果を見せるのです。1棟目は大黒柱に生きてる木を使ってツリーハウスの地面版。テーマはジャングルに不時着したUFOです。この小屋は2週間で出来たんだったかな〜。切り開いて歩く道を作って、材料運び込んで、トンカン。完成〜! 記憶が危ういので1行で完成でございます。
時計型薪ストーブも設置して、これで拠点ができました。工具が置けます、料理できます、呑めます、泊まれます。 続いて2棟目の構想。高床式で地面との距離を取り、見晴らしが良いキッチン、大きなウッドデッキ、天窓も欲しいな。そして街の借家を引き払ってジャングル生活に入るのだ!
このように、ずるずると浮世離れしていくのでありました...
えーさて。
近頃はもう、出会う人出会う人、年下が多いですよね。
ですので対人時の表現を先輩然としなければいけないと思うのでございます。
犬の散歩を毎日、朝晩各1時間しております。家からちょうど良い距離の川沿いに、如何にも都会のオアシス的公園があります。例えば(実際2度あった)犬の散歩中に、小学校高学年くらいの女の子に『可愛いワンちゃん〜』と言われたとします。僕は咄嗟に『そ、そうでしょ』などと言い、その場を離れてしまいます。そそくさっ。 本当は『犬好きなの?この子はね、もうすぐ2歳。クリスマスイブ産まれなんだよ。』と、大人の余裕的返事をしたいのです。これは余裕の問題なのでしょうか、言語を司る部分の問題なのでしょうか。50歳目前にこの様な案件に直面しております。思えばチームプレイが嫌いで部活などに入ったことがなく、後輩の面倒を見たことがない。子育て中は『おいちいでちゅか〜』みたいなのは全く言ったことがなくノンフィク ション的に育てた。
う〜〜ん。おとな気無いは嫌ですが、おとなっぽく無いは『まぁいっか。OLD-BOYだもーん』で、締めくくりとさせていただきます...。