【サンシャケ#56】道具の噺。
ルアーメーカー《ima》ディレクターの “アイマD” です。
『サンシャケ』では僕のフィッシングライフのワンシーンをゆるめにピックアップ。
「道具」という言葉にワクワクする僕。
もっといえば「具」がつくものに惹かれがちです。
工具、文房具、家具、玩具、そして釣具。
このどれもがそのものに魅力があって、つい集めたくなるもの。
Good Old Boy心をくすぐる気がします。
はて、この「具」の基準はなんなのだろう。
他にも寝具とか武具とか忍具とか。
うーん、なんとなくワクワクするけど日本語はむずかしい。
「具」と「用品」の違いに迷うのであります。
そこで辞書。
どうやら「必要なものを備える」というのがキーワードらしいです。
そうか。つまり、日本の伝統的な生活においての必需品が「○具」なのか。
我ながらこの読みはいい線いっている。
数あるアウトドアアクティビティのなかで唯一「具」を名乗っている釣具。
やっぱり日本人の生活に根づいているのだと少し誇らしくなりました。
ちなみに英語で釣具は「Fishing Tackle(フィッシングタックル)」。
「Tackle」もなかなかワクワクするじゃないか。
フィーッシュ。