描くひと 谷口ジロー展
来年の2月27日まで開催している「描くひと 谷口ジロー展」が、何やら既存のファンはもちろん、アート好きも足を運んで賑わっているらしい。
「孤独のグルメ」と言えば大体の人が知ってると思うんだけど、主戦場が青年誌だった事もあり他の名作を知る機会が無かった人も多い谷口ジロー。
バンド・デシネの作家に影響をうけていると自ら語りながらも、作品やその日常的な世界観はヨーロッパでの評価も高く数々の賞を受賞している。また、ルーヴル美術館からもオリジナル作品を委嘱されたり、カルティエやルイ・ヴィトンなどのブランドにも作品が使用されるなど、まさに漫画家でありながらその作品は芸術品と認められている。なるほどみんな夢中になるわけだ。
なんと言ってもその手数に注目してほしい。
繊細で緻密な描き込みの量は素人目に見ても感じるものがあると思うし、作品ごとに新しい手法を取り入れるほど研究熱心だった事も知っておくとなんともありがたみすら感じてくると思う。
とにかく、来年の2月までだからってゆっくりしてないで、ちょっと足を運んでみて!
描くひと 谷口ジロー展
開催期間:
2021年10月16日(土)~2022年2月27日(日)※混雑時入場制限あり
会場:
世田谷文学館 2階展示室
開館時間:
10:00~18:00(展覧会入場、ミュージアムショップの営業は17:30まで)
休館日:
毎週月曜日
※ただし月曜が祝日の場合は開館し、翌平日に休館・臨時休館期間・年末年始(2021年12月29日~2022年1月3日)
料金:
一般(900円)、65歳以上・大学・高校生(600円)、小・中学生(300円)、障害者手帳をお持ちの方(400円)
※割引料金は20名以上での団体割引と「せたがやアーツカード」の割引料金です
※10月22日(金)は65歳以上無料
※障害者手帳をお持ちの方の介添え者(1名まで)は無料になります
※各種割引については、手帳など証明できるものをお持ちください
主催:
公益財団法人せたがや文化財団 世田谷文学館
特別協力:
株式会社ふらり、一般財団法人パピエ
企画協力:
株式会社小学館集英社プロダクション
協賛:
株式会社ウテナ、東邦ホールディングス株式会社
後援:
世田谷区、世田谷区教育委員会
特設HP:
https://www.setabun.or.jp/exhibition/20211016-20220227_taniguchijiro.html