
【水と油…!?】
GOB編集部の “キニナル―” を、独断と偏見でお届けする【G-weekly】。
今週の『G』は、“水と油”…!?
なんて聞くと──誰もが 『相容れないもの』の代名詞を思い浮かべることでしょー。
性格が合わないとか、チームでの不和とか、恋愛でのすれ違いとか…ネガティブな場面に使われがちな比喩でございます。
水と油は確かに混じり合うことはないですが、捉えかたを変えてみれば──同じ器のなかで、互いが互いの存在をくっきりと際立たせているようにも見える👀
混じり合わないからこそのコントラスト✨
もしかして──
コレって人間関係も同じッ!?
適度な "距離感" こそ〜
互いを尊重できる『肝』になる… ( ̄∀ ̄)ニヤリ
ふふふ
キニナルだろぉ〜(笑)

出典:コミックDAYS
今回紹介するのは、一世を風靡した"壇蜜"という有名タレントと、サブカル系漫画家・清野とおる氏が、夫婦として生活していく中での日常を『ほぼノンフィクション』で描いた話題作《壇蜜》でございます。
こちら、お二人の交際から結婚 前後の出来事・家族との交流など、実際にあったことを元にしたエッセイ漫画でして。
『国民的セクシー女優が、なぜかサブカル漫画家に突進する』
そんな現実離れした出来事が、妙にリアルな観察眼で描かれているのが特徴ッ👏
さらに面白いのが "潜入取材記録"という形を取っていて、清野氏本人が妻である壇蜜を〜まるで被写体のように客観的に観察し、その作風はまるでドキュメンタリー!?と錯覚するほど。
そして物語は──こんな強烈なキャッチフレーズから幕を開けるのであります。
『本来、混ざり合わない水と油のような僕らが、なぜ夫婦をやっているのか──』
この夏に単行本が発売され、
沸沸ジワリと話題の本作〜✨
これは見逃せませんゼイ!
出典;コミックDAYSチャンネル
水は水として澄み、油は油として光を宿す。
二つが混じらないからこそ、互いの存在がくっきりと際立つ...
どちらか一方が "ひっぱる" ・"支える"という単純な関係ではなく、互いの『違い』を認め合いつつ──それが時にズレや食い違い・摩擦からの〜驚きや可笑しみを生むバランス感✨
家族でも、友人でも、恋人でも、仕事仲間でも。
それって決して不和ということではなく──
むしろ "成熟した関係の証" と捉えられる関係性だと思うのですww
言葉よりも純度が高いもの?
もしかすると執拗な "観察眼" こそ──
最高に誠実な思い遣りの表現なのかも知れません(笑)
今週も前向きに。
グッデイ👍
【清野とおる公式 X 】
【清野とおる担当ズ 公式X 】
【講談社モーニング 公式サイト】
【KODANSHA『壇蜜』単行本】
【壇蜜オフィシャルサイト】
【壇蜜 Information Instagram】

出典:コミックDAYS