【風に吹かれて...!?】
GOB編集部の "キニナル―" を独断と偏見でお届けする【G-weekly】。 今週の『G』は、"風に吹かれて...!?"。。
この言葉を聞いてGOB世代が想像するに、ボブ・ディランの "Blowin In the Wind" だったりするのではないでしょうか? 私的には " RCサクセション・忌野清志郎さん" が、この曲をカバーしたアルバム『カバーズ』)を、CDが擦り切れるほど聴いております。
ハイッ。
今回ご紹介させていただくのは〜、
夜の東京を愛する人には、知られた存在の謎めいた "白い屋台" 。モバイルサロンと称する神出鬼没のバー『TWILLO』(トワイロゥ)__
まずは、記事を読み進めていただく前のBGMとして...
~ 風に吹かれて / Blowin In the Wind ~
ご試聴いただくことをおススメいたしましょー(笑)
ボクはこの『白い屋台』の存在を知りつつ、常にココロの片隅に秘めながら『夜の東京』を闊歩すること10数年... 昼間に閉じている屋台を数回みかけたことはあるものの、いまだ夜の街で出くわした事はございません。。
1972年生まれの店主・神条昭太郎(かみじょう しょうたろう)さんは、国立大学を卒業後、銀行に就職したが2年で退職。『自立した自由の個人』という生き方を求め、アルバイトや衆議院議員公設秘書etc..あらゆる職種を経験したのち、自分の世界観を表現できる手段として2006年・夏『TWILLO』をオープン。
ボクが知ったのも丁度この頃で、現在のような移動するスタイルではなく、まだ外苑のイチョウ並木近くで定位置営業をしていたとき。当時から "心地よい時間" が過ごせると噂になっていたのですが...その頃のボクは、プライベート時間は寝るときだけとゆー...暗黒時代突入期でしたので、結局いけずまま現在に至っている訳です。
『屋台の魅力は、
好きな場所に移動できること』
こう悟った神条さんは、移動営業をスタート。同時にこの営みを『冒険』と称し、行く場所を決めずに都内を気ままに移動するスタイルに。少年のころに自身が発した好きな言葉...それを現実とし『毎晩が冒険』だと語れるなんて、まさに "Good,Old-Boy" 。
夜22時すぎ。。
一夜の場所が決まったら、Twitter(@twillo0)で、現在地をあらわすヒントを呟く... しばらくすると『灯り』を求め、静かにヒトが集まってくる__
"モバイルサロン" とは上手いこと言ったものデス。
さぁ〜
幻想的で素敵な夜のはじまりはじまり。
お酒は、ハードリカー1種・2種のみ。
グラスは高級クリスタル『バカラ』。そのヒトにふさわしいものを選んで出してくれるという。また、料金設定はなく『個々が感じた価値』を値段にして欲しいという店主の想いから、お客さん自身が決めて支払うスタイル。
そう。
出会いへの感謝と共に、純粋に『今』を楽しむという『大人の空間』なのデス。
『TWILLO』というステージは毎日場所が変わる。。
"気の向くまま、風の向くまま" ____
ボクは、店主の "Twitter" を敢えて見ないようにしている。
夜に街を歩くことがあれば、ココロの片隅で想像する。
まだ知ることのない『出逢い』にグラスを傾けてる時をワクワクしながら。。
モバイルサロン
『TWILLO』(トワイロゥ)__
夜のしじまに、、"風に吹かれて"…
今宵も東京のどこかに。
Twitter:神条昭太郎 @twillo0
Facebook:https://www.facebook.com/shotaro.kamijo