
第二百十三話 ナニにナル?
毎週日曜日は『じろうの道草』コラムの日。
今回は、いつもの妄想話にしばしお付き合いくださいませ。
それではどうぞ。
「将来の夢。」
『将来の夢はなんですか?』
小学生の頃、必ずされる質問のひとつ。なにかの拍子に見返してみたら”しょうぼうしゃ”って書いてあった。消防車って、、、大きすぎる夢に我ながら感心してしまった。
この将来の夢って、小さい頃のものだけなのだろうか。行動を起こさないまでも、考えるぐらいはいいんじゃないかと先日真剣に悩んでみた。大人になってからとなると到底”しょうぼうしゃ”なんて答えは出せない。自分の性格や特性などを考慮しつつも、ある程度の収入も必要だということは重々承知。とはいえ、ただお金のために今更やりたくないことを夢にするのはもったいない。
まず外せないのは、人を喜ばすことができること。ディズニーランドやアーティストのライブ、旨すぎる飲食店のように、なにか余韻を残せるものがいい。そして辿り着けない高みを目指す職人的なものがいい。黙々と一つのことをやり続けることに憧れがあるらしい。さらには、どうせならグローバルに世界へ発信できるものがいい。未来に"志し"と"可能性"があればモチベーションも上がるというもの。
これらの条件に合うものがあるのかと巡りに巡り、完璧なまでにたどり着いたのがなんと『花火師』。日本の花火は素晴らしい。あんな美しくて迫力満点、空をキャンパスに火の花を描くなんて、なんと夢のある仕事なのだろう。すべての人の五感に、心に、感動をブッ刺せる、そんな強烈な職業なんてそう見つかるはずもない。
いまからでも間に合うかな~
「まとめ。」
妄想ではあるものの、心の中では結構本気の『将来の夢』。
考えれば考えるほど、『花火』にどっぷり浸かってみたいと自己暗示にかかってしまった。
どなたか『花火師』のお知り合いいらっしゃいましたら、ご紹介してはいただけませんでしょうか
あらためまして『将来の夢はなんですか?』
それではまた来週!
