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『プロ野球チップスカード』
1973年に発売されてから50周年のロングセラー商品として、今も昔も愛されるスナック菓子。
カルビーの『プロ野球チップス』。
先日スーパーのお菓子コーナーで売っているのを見かけ、『おっ!うす塩味になってる』と...
思わず一人で呟いてしまった。
僕がこの世に生を受けた年に発売されたのだから、共に "時代" を歩んできた身近なお菓子なわけで。
馴染みがあって当然。
朝から晩まで友達と野球をしていた少年時代。
僕が購入していた頃は "コンソメ味" で、値段は確か30円だったかな。
西暦で言ったら1984年〜1987年... 辺りがピーク。
近所の駄菓子屋さんに行っては買い・行っては買いを繰り返し、毎日3袋くらいは平気で食べてた気がする。
味もさることながら、その時代に活躍する選手のカードが一枚《おまけ》で付いてきて、その袋を開封するのが楽しみで仕方がなかった記憶がふわり。個々それぞれに想いを馳せる球団の "ヒーロー選手" カードを目当てに、今で言うところの "推し活" の走りみたいなことをしていたっけなぁ(笑)
あれから40年近く。
タイムカプセルのように、押入れの奥深くから突如あらわれたカードの数々...
時代は移り変わっても、あのときに感じた "本質" は変わることなく。心豊かに。
所々が色褪せセピア色のヒーロー達。
なんだか勇気をくれた、大切な《ボクのモノ》。