『アデリアレトロ』のコップ
ボクのモノ
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『アデリアレトロ』のコップ

ボク:道草次郎(物書き)

ここ数年のレトロブームの主役とも言える『アデリアレトロ』。
昭和生まれの人であれば、一度はこのコップでカルピスを飲んだことがあるのではないでしょうか。

『アデリアレトロ』との出会いは、<純喫茶ジャーニー>の難波里奈さんから教えてもらったのがきっかけ。気になりすぎてか好奇心か、広報の方を紹介していただきなんと本社で会っていただけることに。

名古屋から電車で30分、岩倉市にある石塚硝子株式会社。
設立が昭和16年という老舗の硝子メーカーだが、なんと創業は文政2年(1819年)とはもはや歴史の教科書に載るレベル。飲料水、ビール、醤油やお酢などスーパーでよく目にする瓶類のほか、梅酒を漬けるあの蓋の赤いガラス瓶も石塚硝子のもの。知らぬ間に触れ合っていた製品の数々。そんなガラス製品を作っている会社が、1961年に食器事業へ本格的に参入したのが『アデリアレトロ』。昭和の家庭に広く親しまれ、毎日の食卓を彩り、あたりまえのように日常の中にいた。生産終了後も大切に使い続けてくださるお客さんもたくさんいらっしゃるとのこと。

『アデリアレトロ』シリーズの一部。

時代を超えて、2018年に復活を遂げると瞬く間に注目を浴びる。
この温かみある懐かしいデザインはレトロポップなものとして蘇り、あまりの人気に製造が追いつかない程だとか。プリントのデザインはすべて当時のものを使用。膨大な昔の資料を掘り返し、今の時代にハマりそうなものを選別しているそうだ。レトロ風ではなく本物のレトロデザイン。あえて手を加えないことが多くの人を惹きつけ、新たな価値を生み出している気がする。製品自体は強化ガラスを採用したり形状を変更したり「現代の生活でも使いやすいこと」を考え、より質の高いものになっているとのこと。雰囲気のあるパッケージやオリジナルの証明でもある『アデリアレトロ』隠しロゴの存在など、会社に訪れたことでいろんなことを知ることができた。

こだわりが詰まった『アデリアレトロ』のコップ。
デザインもカタチもいろいろあるので、まずは一度手にしていただきたい。
プレゼントしても喜ばれること間違いなし!

アデリアレトロ』 

箱のパッケージもレトロな雰囲気。
コップの内側に施された『アデリアレトロ』の”隠しロゴ”。
見えるかな!?

モノの話

『アデリアレトロのコップ』
ミスター・アウル イメージ

ボクの話

道草次郎 物書き
執筆活動を中心に、ディレクションからモノづくりなどにも取り組むマルティプレーヤー。
本サイト内『じろうの道草』で、コラムも担当する。
素性は如何に。
ミスター・アウル イメージ


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                                                                  モノの価値って、ヒト次第で変わるもの。
                                                                  ずっと大事にしているモノ。
                                                                  思い入れのあるモノ。
                                                                  なんだかんだで捨てれないモノ。
                                                                 『ボクのモノ』は、図らずも逸品なのである!