刑事コロンボ完全版COMPLETE DVD-BOX
ボクのモノ
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刑事コロンボ
完全版
COMPLETE DVD-BOX

ボク:和田宗明(本サイト主宰)

幼少時代、父と一緒に観てドキドキしていたことを思い出す。
スーパーマン、スターウォーズ、ブルース・リーに心奪われてた中、『刑事コロンボ』演じるピーター・フォークは、僕にとってカッコイイ大人の代表だった。

『うちのカミさんがね~』

身なりは野暮ったく髪はボサボサ、いつも葉巻を吸っていて、空気の読めないすっとぼけた刑事。
そのくせ殺人現場にふらっと現れては、犯人の懐に入り込み、ねちっこい会話と優れた洞察力で計画犯罪を暴いていく。

コロンボが必ず口にする『うちのカミさんがね~』というセリフは、本ドラマに欠かせないものであり、象徴とも言えるだろう。
また不思議なことに、どうしても刑事側でなく、犯人側の気持ちになって観てしまう。
こんなに無神経にしつこくされたら、ボロを出してしまうのではないかと、ハラハラしたのは僕だけではないはず。

『憧れの理由とは』

無敵のヒーローでもなく、わかりやすい正義の味方でもない。
射撃が苦手で拳銃すら持たないこの刑事の、どこに憧れの要素があったのだろうか。

考えられるとすれば、コロンボが持つ” ギャップの魅力 ”が、子ども心に刺さっていたのではないかと思われる。
冴えない風貌でどうみてもダメダメおやじなのに、とても細やかで頭の回転がものすごく早い。
誰に何を言われても意に介さず、本質を見抜くことに長けている。
見た目と中身のギャップがある人に魅力を感じ、知らぬ間に自分もそうでありたいと今なお思う。

幼少期の記憶は、自己形成する上でとても影響しているようで、
大人になった自分は、人から『あまのじゃくだねー』と言われるようになった。
ありがとうコロンボ。

刑事コロンボ 完全版 COMPLETE DVD-BOX

刑事コロンボ 完全版 COMPLETE DVD-BOX

騙されたと思って見直してみて!こんな時代なのに、とっておきたくなるDVD BOX。

モノの話

『刑事コロンボ 完全版 COMPLETE DVD-BOX』
第1話~第45話(1971~78)までが収録されたDVD-BOX
※前シリーズから11年後に再会された、第46話~第69話(1989~2003)は入っていません。
ミスター・アウル

ボクのINFO

和田宗明
大学でファッションを学び、某インポートブランド勤務を経て、広告ディレクターとして独立。
女性ファッション誌『FUDGE』のプロデューサーを兼任。その後『FUDGE』/『mensFUDGE』両誌の編集長を務める。
現在、本サイト『Good Old Boy/グッドオールドボーイ』の主宰。
www.goodoldboy.jp
ミスター・アウル
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                                                                  モノの価値って、ヒト次第で変わるもの。
                                                                  ずっと大事にしているモノ。
                                                                  思い入れのあるモノ。
                                                                  なんだかんだで捨てれないモノ。
                                                                 『ボクのモノ』は、図らずも逸品なのである!