【サンシャケ#5】釣り堀でリモートワークの話。
ここ数年で馴染み深くなったリモートワーク。
ディレクターである僕は、スタッフからの連絡も多く出勤した方が仕事がしやすいです。よく電話がなり、作業がストップするみたいな状況ですね。とはいえリモートでもできないことはなくて、自分の仕事をしつつ、電話がきたら随時対応。一旦作業を止めてひとまず対応! 慣れれば、パッと切り替えられるようになります。
おや?これはひょっとして、、
場合によっては、方法によっては 釣りもできるんじゃないか。ふとそんなことを思いたってしまいました。魚からの着信を待つようなもの、、スタッフや取引先からの電話が増えるようなもの、、
思いたった僕は仕事リュックを背負って釣り堀にきました。リモートワークに適していそうな鯉釣りです。 寒さもあるし、とりあえず1時間。ウキが視野に入るようパソコンを広げます。
冬の鯉は水温低下によって活発に行動しなくなります。なかなかウキは沈みません。
そう、とても難しい季節なので、魚からの連絡は少なめ。寒さを考えなければリモートワークに適した季節なのです。うーん、はかどるはかどる。仕事をしながら連絡を待ちます。ウキはときどきツンツン動くので、エサをちょっとずつ食べてはいるけど 針にかかるほど『ガブリ』とはいかないって感じ。
普段ならすぐエサを交換するけど、原稿を書いているのでちょっとほっとく。
これはリモートワークがうまくいってますね。はかどるはかどる。
・・・
開始から20分、魚からの連絡はありません。
仕事に集中はいいことだけど、釣り人としては少しさみしい。せっかくだから1尾くらいは釣りたい。釣らないで『釣り堀でリモートワーク』成功といえるのか。記事としては微妙なところではないか。そんな気がしてきた僕は、なんとか1尾を釣り上げるため、魚が集まっていそうな位置や水深、エサの大きさ、エサが落ちていくスピードはどのくらいがよいかなど、原稿をほったらかして、仕掛けを調整します。完全に釣り人モード。
しばらく試行錯誤すると、この日のパターンを発見。 よし!これならそのうち釣れると、PCを準備するも原稿を書くまもなく、すぐにアタリが!
魚からの連絡は入りっぱなし。仕事どころではなくなってしまいました。
気づけば20分で7尾(計5kgオーバー)。
鯉のしぶきでパソコンも濡れちゃうしこの辺でリモートワーク終了です。 原稿を振り返れば、たいして書けていません。アウトドアでの仕事はとても魅力的ですが、 釣りながらのリモートワークは僕には難かしいようです。
仕事も釣りもメリハリですね。
今度は集中して鯉を釣りに行きたいと思います。