【サンシャケ#4】ブラピと釣りの話。
『釣りの魅力』って聞かれると山ほど答えが出てきて、これだ!とヒトコトで言い表せないのが痛いところです。海と川でも違った魅力だし、マグロとワカサギでも違うし人によっても『釣りの魅力』は変わるものだと思っています。そんな奥深い話が今回のテーマです。
僕がいつも感じているのは『自然にひたる非日常感』ってやつ。そんな風景に馴染む釣竿や糸、美しいなーと思ってしまいます。東京のコンクリートに囲まれて仕事をしているとなおさらです。
カッコつけた話ですが、自分自身、少しでもその美しさに 違和感なく溶け込めたらなーなんて考えてます。 ちょっと哲学的。ならば実際に見てもらうのが一番!
ということで 1本の映画をご紹介します。
『A River Runs Through It』
ワイルドとマイルドを持ち合わせた若き日のブラッド・ピットが、自然の美しさに違和感なく溶け込んでいます。 1900年代はじめ、アメリカ・モンタナ州の大自然を舞台に父、兄、弟、男3人がフライフィッシングを通して深める絆やそれぞれの人間模様を描いた作品。大きな起伏こそないストーリー展開ですが、ゆったり流れる美しさ、雰囲気、深み。 自然の魅力、魚の魅力、道具の魅力、人の魅力を言葉以外で伝えてきます。
GOBにこそ見ていただきたい、
そんな映画です。
日常と非日常のバランス感が絶妙なこの映画を見ると自然にふれてみようかなーとか釣りしたいなーとか、奥深い『釣りの魅力』の一部分がきっと伝わるはず。休日にポップコーン片手にぜひどうぞ。
なんだかあの景色を思い出しただけで釣りにいきたくなりました。
ニジマスでも釣りにいこうかな。
『A River Runs Through It(リバー・ランズ・スルー・イット)』
(*現在WEB配信中はU-NEXTのみです。)
1992年公開 ロバート・レッドフォード監督 / 主演:クレイグ・シェイファー / ブラッド・ピット